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夢主side
私はそらるさんと別れた後、目を腫らしながらもコンビニへ行った。
ずっと俯いていた。定員さんに顔を覗き込まれたがあんまり顔を見られたくない為視線を外した。
コンビニで皆んなが食べそうなお菓子だけ買って帰った。
「これで…いいよね」
私はそらるさんに『もうお菓子は買ったんで大丈夫です。』とだけメールを送った。
ごめんなさい…そらるさん……ごめんなさい。
坂田の家に帰る時、私はずっとそらるさんに対して心の中で謝っていた。
その時だった。
______pruuuuuuu pruuuuuuu
電話が掛かってきた。
「はい、もしもし」
??《A!久しぶり!俺だよ!コゲ犬!》
「コゲさん!?えっ!?どうしたんですか!?」
コゲ犬《あのさ、頼みたい事あって》
「なんですか?」
コゲ犬《俺が働いてる店でバイトしない?定員が少なくなっちゃって…》
あ、私…このままじゃ北海道になんて戻れない。
なんせ、お金が無いからな。
でもいいかも。
「いいですよ!分かりました!」
コゲ犬《マジ!?ありがとう!!それじゃあ悪いけど、今日来てくれない?今日は顔見せ的なさ》
「分かった!コゲさんありがとう!
それじゃあ!」
コゲ犬《おう!バイバイ!!》
あーあ…もう少しでさよならか……
「ただいま〜」
坂田「おっ!おかえ…あり?そらるさんは?」
「…はぐれちゃって……その、…私がお菓子買ってきたし、そらるさんはもう戻ってくると思うよ」
まふ「((まさか…またそらるさんやらかしたんじゃ…
いや、そらるさんに限ってそんな事は…))」
センラ「フラレガール、どうしたらはぐれんの?
だって坂田の家からコンビニまでそう遠くないやろ?」
この野郎…察しろよ!!(泣)
「誠実にはぐれました」←
センラ「アホやな」
するとまたドアが開いた。
そらる「ただい…ま」
坂田「あ!そらるさん!はぐれたってききましたけど大丈夫?」
そらる「えっ、…あーうん」
「さあ!食べましょう!ね!さあさあ!」
センラ「((あからさまやなww))食い意地張ってるともっと太るでww」
「しばくぞ?」←
ってあ…そうだった。
今からコゲさんとこ行こっかな。
「やっぱちょっと出掛けてくる…用事思い出した」
全員「「え"」」
「それじゃあ!楽しんで下さい!」
私は坂田の家をもう一度出て歩き始めた。
その頃歌い手組______
まふ「そらるさん!!」
そらる「((ビクッ))…なんでしょう」
まふまふさんがお怒りのようです。
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響 - あぁヤバイ涙腺が・・・(笑)面白いのにラストは涙が止まりませんでした。作家になれますよ(真面目に)これからも頑張ってください、陰ながら応援しています!長文失礼しました (2022年2月26日 17時) (レス) @page50 id: 7b474202c0 (このIDを非表示/違反報告)
チェスト(プロフ) - インさん» 変換に身を任せてました(笑)わざわざありがとうございます。 (2020年5月19日 23時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
イン - あ、の、少し前の小説失礼します…最初の方、?、の「グッツ」じゃなくて、「グッズ」ですよ、今更過ぎすね、、ごめんなさい、、 (2020年5月19日 23時) (レス) id: ddf20db866 (このIDを非表示/違反報告)
恋花レンカ - 完結してから結構経ってしまっていますがコメント失礼します。とても素敵なお話しでした!綺麗な言葉で表現されていて感動しました! (2020年1月8日 20時) (レス) id: 8916eccc14 (このIDを非表示/違反報告)
空月 - 四角関係いいですね!萌えます! (2019年3月9日 9時) (レス) id: 813ceb65e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チェスト | 作成日時:2018年9月21日 18時