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第47話 ページ48

そんな水華を見て可哀想だと思ったのか、将又早く審査を再開して欲しいと思ったのかは分からないが、クラピカが水華に叫んだ。





ク「水華!誘いを断るときは明確な理由を述べたのち、ハッキリと断るといい!人の心理的に〜」

『すまん有難うクラピカ!!だが文字数の心配もあるので説明は省いてくれ!!』




クラピカの助言を聞いて、水華は断る為の理由を探し出す。





なるだけ相手が納得しそうで、嘘でなくて_______………





そこまで考えて、水華はとあることに気付いた。









『(よくよく考えたら、これ……断る理由あるか?)』





そう。このメンチの提案に、水華が断る理由はないのである。





そもそも水華がハンターになったのは、ジンの言葉に興味を持ったことと、元の世界に戻る方法を探すためであった。





水華がハンターになったとして、やらなければならないのはジンを探すこと、元の世界に戻る方法を探すのこの二つである。





どちらをするにしてもコネやカネはあった方がやりやすいだろうし、冒険も戦いもする、料理も出来るとなればかなりの好条件だ。





弟子になってしまった方が効率が良い。大した理由もないなら、この誘いを__





そこまで考えた時に脳裏をよぎったのは、風になびいた美しい白髪だった。









黙って動かなくなった水華を見て、キルアは少し怖くなった。




もしかしたら、水華は誘いに乗るんじゃないか?もう一緒に冒険出来なくなるんじゃないか?そんな考えが頭をよぎる。




まだ一緒にいたい。断れ、断れ。子供のような自分勝手な願い。嫌気がさして苦笑した。





しばらくの沈黙の後、水華が何か吹っ切れたような明るい表情でメンチを見た。









『すまん!!やっぱりお断りさせて頂こう!!!!』




その言葉に、キルアは酷く安堵した。緊張の糸が切れて、すっと体の力が抜けた。




メ「理由は!?何で!?」




これで自分の納得する答えじゃなければ逃がさないと言わんばかりに、メンチが勢いよく聞き返す。





水華は目を細めて笑った。大人びた、しかし幼さ残すような笑顔でゆっくりと話し出した。

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むむ(プロフ) - キナコモチさん» キナコモチさん落ち着いてください…私も似たようなテンションなんですから……続☆編です!!ひゃあああああああ頑張ります!!ありがとうございます! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 麗奈さん» 可愛いよな……(真顔)続編喜んでいただけて嬉しいです!頑張ります! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 続☆編キタァァァァァアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!щ('∀')щウィーーー (2019年10月6日 11時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
麗奈 - 続編(゚∀゚)キタコレ!!、水華可愛い…(真顔 更新頑張ってください。 (2019年10月6日 11時) (レス) id: 91fcdb8923 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 大丈夫だと思っておきますね! (2019年10月3日 16時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むむ | 作成日時:2019年6月29日 22時

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