【HUNTER×HUNTER】鬼殺隊柱の冒険譚。【鬼滅の刃】

第39話 ページ40

ブ「あーーーー食った食った、もーお腹いっぱい！」




そうブハラが言った途端、二次試験第一部終了を告げる音が鳴り響く。満足そうにしているブハラの後ろには、受験生が持ってきた豚の骨が積み重なっていた。




豚の丸焼きを70頭という、人間ならば信じられないような数に殆どの受験生は喫驚していた。




ゴ「やっぱりハンターってすごい人たちばかりなんだね」

キ「ああはなりたくないけどな」

ク「(おかしい…！妙だぞ！？明らかに奴の体積より食べた量の方が多い！)」

レ「いやそんなにマジで悩まれても…」

『甘露寺でもこんなに食えたかどうか疑問だな！！多分食えたな！！！あいつなら！！！』




それぞれが驚きの声を上げる中、メンチは呆れたようにブハラを見やり話しかけた。




メ「あんたねー、結局食べた豚全部美味しかったっていうの？審査になんないじゃないのよ」

ブ「まーいいじゃん、それなりに人数はしぼれたし。細かい味を審査するテストじゃないしさー」

『まぁ人が自分の為に愛情込めて作ってくれた物は、例えどんな物でも美味いからな！！！！』

レ「愛情はこもってなかったと思うけどな」




「俺はこめたぞ！」と騒ぐ水華を放って、メンチが「甘いわねー」と苦言を呈した後で二次試験第一部を７０名が通過したことを知らせる。




残った面子を見てメンチは笑みをこぼす。これから押し付ける無理難題に苦戦する姿を想像すれば、自然と笑みがこぼれた。




メ「あたしはブハラと違ってカラ党よ！審査もキビシクいくわよー」

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