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第14話 ページ15

『大体他人が渡してくる飲料などはっきり言って信用できん!特にこの様な合格確率が低い場所では、敵を減らす為毒を盛っている、と考えるのが妥当だろう!!

それに、もし“そういうつもり”が無くとも腐っていて腹を壊したりしたら大変だろう!!万全を期したいというのは至極当然の考えだ!!』

キ「何だ、よくわかってんじゃん」




トンパに貰ったジュースをキルアが一口飲んだところで、キルアはあることに気がついた。




キ「なぁ…お前この中になんかあるとは思ってたんだよな。」

『いかにも!!』

キ「じゃあお前、それを飲めっつったのか?」




そう、水華は少し前に「喉が渇いているなら飲むといい」とキルアに言っているのだ。もちろん、この時すでに水華はジュースを飲まないつもりだった。



キルアがそう聞くと満面の笑みで「今頃気付いたか!」などと言っている。キルアは無言で水華の頭を叩いた。




『痛い!何をする!!』

キ「何をする、じゃねーよ!何普通に毒入りジュース飲ませてんだ!!」

『だから先ほども言っただろう!敵を蹴落としたいと思うのは普通だ!!君に毒味をさせたまで!神の役に立ったのだぞ!喜ばんか!!!』

キ「庇ってくれた人間まで蹴落としてんじゃねぇ!」

『?なんだ、よくわかっているではないか』

キ「…は?」




キルアには意味が分からなかった。対して水華は首を傾げている。まるでキルアが分からないのが理解できない、といった感じだ。




『だから、君は俺が毒入りジュースを飲もうとしていると思ったんだろう?』

キ「…おう」

『その時点で君は“ジュースには何かしらある”と気付いていたわけだ。』

キ「おう」

『その証拠に、君は俺にジュースを渡させまいとトンパを追い払っていた!』

キ「そーだな」

『なのにだ!君はまるで当然かのようにジュースを飲んだではないか!!ジュースの細工に気付いていたのに、だ!

つまり!!君は何かしら訓練をしていると推測する!!だから毒が入っていようと御構い無しに飲めるわけだ!日頃からの訓練なら尚更!!』




キルアは唖然としている。ただの馬鹿と侮っていた奴が、自分の行動から自分が日頃から毒の訓練をしている、ということまで推察してきた。




キ「…腹立つな、おまえ」

『そうか!よもやだな!!』

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むむ(プロフ) - キナコモチさん» キナコモチさん落ち着いてください…私も似たようなテンションなんですから……続☆編です!!ひゃあああああああ頑張ります!!ありがとうございます! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
むむ(プロフ) - 麗奈さん» 可愛いよな……(真顔)続編喜んでいただけて嬉しいです!頑張ります! (2019年10月6日 12時) (レス) id: 88d277cac2 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 続☆編キタァァァァァアァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!щ('∀')щウィーーー (2019年10月6日 11時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)
麗奈 - 続編(゚∀゚)キタコレ!!、水華可愛い…(真顔 更新頑張ってください。 (2019年10月6日 11時) (レス) id: 91fcdb8923 (このIDを非表示/違反報告)
キナコモチ - 大丈夫だと思っておきますね! (2019年10月3日 16時) (レス) id: a8b1629d5b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むむ | 作成日時:2019年6月29日 22時

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