検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:5,303 hit
小｜中｜大

01 ページ2

「っ……」






僕は、ビルの屋上に続くドアを勢いよく開け放った。







ぶわっ、と夏風が吹き込んで僕の頬をゆっくり撫でた。









そのままずんずんと進んでゆき、夕日に照らされているフェンスに腰をかける。









もう少しで、もう少しで、僕は楽になれるんだ。









何故か溢れてくる涙を服の袖で拭って、僕はいよいよフェンスを跨ぐ。









勢いよく、風が吹き付ける。









足をゆっくり、ゆっくり、前に出していく。









バンッ！！！！









その時だった。

02→←設定



→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

点数: 9.9/10 (12 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム： 感想：  ログイン

月川そら - リンさん» コメ返しとても遅くなってしまってすみません！ありがとうございます！ (2018年1月10日 19時) (レス) id: ef152f27b1 (このIDを非表示/違反報告)
 リン(プロフ) - 面白いです！これかれまふくんがどうなるのか、楽しみです！ (2017年12月16日 12時) (レス) id: 82e306e30c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：月川 そら | 作成日時：2017年12月2日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。