SnowManの病系短編.6

、 ページ29

ラウールside


宮「…う、ラ…ル、ラウ、ル、ラウール、起きれる？」

ラウ「んっ、、だて、さ？」

宮「そう。よく眠れた？」

ラウ「え、あ、うん…」


…なんで学校サボってること怒らないんだろ。

え、もう下校とかそんな時間？


って思って時計を見ると、12時丁度を指していた。


宮「別に怒りなんかしないよ(笑)」

ラウ「え、、？」

宮「ふふっ、ご飯いる？うどん作ったけど。」

ラウ「あ、うん。お腹すいたし…」

宮「了解。じゃあ席座っててね。」


舘さんが作ってくれたうどんは、凄い温かくて、優しさを感じて…


思わず涙が溢れてきた。


宮「美味しい？」

ラウ「うんっ、」

宮「よかった。」


食べれる分だけでいいからね、って言って舘さんもご飯を食べ始めた。


ラウ「ありがと、」

宮「お礼なんていいよ。ラウールの美味しそうに食べてる顔を見るだけで幸せだから。」


そんなことをすんなりと言ってしまう舘さんを見ると、自然に笑顔が溢れてくる。


ラウ「…ご馳走様でした。」

宮「お粗末様。これ片付けとくね。」

ラウ「ありがと…
もう一回寝てていい？」

宮「いいよ。ゆっくり休みな。」

ラウ「うん、」


そう言ってまだ寝ている阿部ちゃんに抱きつくようにソファーに寝転ぶ。

そして、そのままもう一回夢の中に入っていった。

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