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GAME04 ANIMAL EASY ページ6
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追いついたら鬼ヶ崎がねずみの目を潰しに行っていた
あーあ血が…動物の血には病原菌とか含まれてるのに
まぁ、突っ立ってたら狙ってくるのも無理はないか
後ろから奇襲を仕掛けようとしてたねずみに銃弾を打ち込む
ここら辺のねずみは大体片付いたかな…
『鬼ヶ崎、もうこの辺りには居ないだろうから戻らないと』
流石にあの二人がねずみを倒せるとは思えないし…
これでやられていたら後味が悪い
「あぁ、そうだな…でもその前にシノンちゃん」
『…ん?』
横にいる鬼ヶ崎の方に振り向くと何故か頬を触られた
『は…?』
「返り血ついてたでぇ」
返り血…嗚呼あの時か…
『……ありがと…というかそれ言ったら鬼ヶ崎もだし…』
「俺はいいんでぇ」
『……いや駄目だし』
そう言ってさっきと同じ様に袖で頬の返り血を拭った
「!…ありがとな」
そう言って鬼ヶ崎は僕の頭を撫でてきた
……子供扱いしないで欲しい…悪い気はしないけど
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作者名:雪雅 | 作成日時:2020年12月29日 14時