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16時間目 ページ21



『…?努力が才能なんですか?』

「はい、確かに普通は自分が出来ない事をやろうと努力をします。ですが、その内いくら努力しても出来ないことからどんどん挫折していき、結局自分には元々力が無かったから、元々才能がないから出来ないんだと言い続かないんです
ですが、七瀬さんは違うどんなに自分が恵まれていなくても、それを無いものにしようとするのではなく受け止めてからまた超えようと人より何倍も努力をし、工夫して超えていくんです。何回成功しても自分の力を過信しすぎづその努力を継続していきますからね」


工夫して超えていく…


「だからまた努力をして超えていきなさい、それに…七瀬さんの仲間は七瀬さんが一回でも失敗すると見捨てるような人ですか?」

『…いえ、寧ろもっと頼ってって言ってくるような人達です』


「なら、その仲間を頼りなさい。たとえ、何回、何十回危険な目に逢おうとしてもきっとその人達なら助けてくれる筈です。まぁ、もちろん此処でも皆そうしてくれますからね、安心して刃を振るいなさい」


そう殺せんせーは言いながら触手で私の頭を撫でてくれる


『…ありがとうございます。お陰で自分に自信が持てたような気がします!』

「それはよかったです」

『殺せんせー、相談に乗って下さりありがとうございました!』


「はい。また何かあったら先生を頼ってください、例えば恋の相談とか」

『恋?』


恋…。一瞬魚の方が思い浮かびましたけど、きっと恋愛の方ですよね…


「あ、いえ、こちらの話です。(時透くんは苦労しそうですね〜)さぁ、もう部屋に戻りなさい」

『あ、はい』


そう私は言うとこの場を後にした




「あ、柚子!」

『あ、時透くん』

「殺せんせーと何話してたの?」

『…えっと、少し相談に乗って貰ってました。』


もしかして聞かれてたんでしょうか?


「ふーん、そっか……あ、そうだ柚子今週の休日空いてる?」

『空いてますけど、何をするんですか?』

「柚子と一緒に僕の家で鍛錬しようかなって思ったんだけど…嫌だった?」

『嫌じゃないです!』


否定するために勢いよく首を横に振る


「わ、わかったから、それ以上やると柚子の首もげちゃうから!
それじゃ、また後で連絡するから、おやすみ」

『あ、はい!お休みなさい』


そう私は言うと今度こそ女子部屋に戻ろうと歩き始める


今週の休日が楽しみです

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設定タグ:暗殺教室 , 鬼滅の刃 , 時透無一郎   
作品ジャンル:恋愛
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Ruriyuri - 読んでてとても面白いです。続きが待ち遠しいです‼️ (2022年3月16日 21時) (レス) @page39 id: 825b0bc841 (このIDを非表示/違反報告)
神崎葵。(プロフ) - 投稿お疲れ様です!とても面白いです!続き待ってます! (2020年4月12日 11時) (レス) id: 5d39630b57 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - 面白いです!続き楽しみにしています! (2020年3月31日 11時) (レス) id: 104d0cd352 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪雅 | 作成日時:2020年3月30日 23時

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