見えない私と雪男達

緑色さんに甘えよう。(req) ページ24

雪「ん〜…朝よりは大丈夫かな。」



手を出して体温計を受け取る。



岩「今下で舘さんがお粥作ってくれてるから。食欲ある？」



雪「うんっ、お腹空いた〜。」



阿「朝より元気そうで良かった〜！」



雪「ごめんね、せっかくの休み無駄にしちゃって…」



阿「俺がしたくてしてるんだからいーの！」



雪「ふふっ、ありがとっ」



ガチャｯとドアが開くと、いい匂いがしてくる。



宮「雪ちゃんお待たせ。体調はどう？」



雪「うん。朝よりは大丈夫。」



宮「そっか。なら良かったよ。お粥作ったから、食べられる分だけ食べてね。」



サイドテーブルに置くね。と言うと、頭をぽんぽんされる。



宮「雪ちゃんの髪ってサラサラだよね。」



雪「ん〜…」



佐「あー！舘様ずーるーい！俺もー！」



バッと大介くんが頭をわしゃわしゃする。



雪「んー…ぐしゃぐしゃになる〜…」



俺も俺もとみんなに抱きつかれたり、頭をひたすらわしゃわしゃされた。



阿「はい終了ー！雪ちゃん疲れちゃうから！撤退！」



亮平くんの一言でみんなパタパタと1階に降りていく。



宮「じゃあお粥食べてね。ゆっくり休んでね。」



雪「うん。ありがとう。」



阿「よし、じゃあ食べよっか。俺もお腹すいちゃった。笑」



やっぱり体調が良くないせいか、食欲はいつも以上にダウン。



雪「…お腹いっぱいになっちゃった。」



結局食べられたのは半分にもならないくらいだった。



阿「じゃあ残りは冷蔵庫に入れとこうね。…じゃあ薬飲んで寝よっか。」



はい、と手の平に乗せられた錠剤の薬。



雪「…私、錠剤の薬苦手…。」



昔風邪を引いた時に錠剤を飲むのにとても苦労してそれ以来トラウマになってしまった。



阿「そっかそっか。…ん〜どうしよっかねぇ…。あんまり良くないと思うけど、何かと混ぜて飲んでみる？」



効果あるかわかんないけど飲まないよりはマシだよね。と袋らしきものから何かを探す亮平くん。



阿「はい、あーん。笑」



雪「っ、恥ずかしいんだけど…笑」



阿「いいから〜笑はい、どーぞ。」


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しばらく更新出来ていないうちに順位が更新されたり、お気に入りが増えていたり、嬉しい限りです…！

検定が会ったり、期末試験があったりで更新頻度は遅いままかと思いますが、楽しんで頂けたら幸いです…(´˘`＊)

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