第31話 ページ37
「大丈夫じゃA、君は1人じゃない。もし怖かったら誰でも頼るが良い…可愛い顔が涙で濡れるのは、儂としても心苦しい……」
そう言うと優しい手付きで
流れ落ちる私の涙を掬っていった
「もう少ししたら朝食じゃ、来れそうなら是非来てくれると嬉しいんじゃが……どうじゃ???」
『勿論、行かせていただきます。』
軽く目元を擦り
満面の笑みで答えた
「待っておる」
そう言うと医務室から
どこかへと向かっていった
布団を綺麗に直し
隣に腰掛けて寝ているままの
スネイプ教授の目の前に立つ
いつ見ても整った顔立ちは
私を惹き付ける
寝ているのを良いことに
優しく頬に触れる
『ご心配をお掛けしました……それとありがとうございました。…とっても心細かったのにスネイプ教授がいてくださったお陰で、とても心強かったです。』
そう言って頬から手を離そうとする
「寝ている教師に対して、無許可で頬に触れるなど、無礼極まりないですな……」
手首をいきなり掴まれたと思ったら
目を開けニヤリと嫌ぁな笑みを浮かべる
『す、ススススネイプ教授ｯ!!!…い、い…いつから起きていらしたのですかｯ!?』
「……ダンブルドアが来たときだ」
『じゃ、じゃあさっきの話聞いておられたんですね……』
「あぁ……」
情けなさと
恥ずかしさから顔が熱くなる
『スネイプ教授』
「何だ???」
『ご心配をお掛けしました……それとありがとうございました』
「……我輩は何もしていませんがな」
『途中、声が聞こえたんです。"A"って……聞き慣れたその声にあの場ですごく安堵したのは紛れもありません。その声がスネイプ教授だって分かったとき、本当に嬉しかったです。』
「それが我輩だとは限らないだろう???……この学校には沢山の人がいる……それに、」
『この学校で"A"って呼んでくださるのはスネイプ教授だけですよ。』
そう言うとスネイプ教授は
目を見開き
勢いよく立ち上がった
余程驚いたらしく目が泳いでいる
しかし事実なのである
この学校で"A"と呼ぶのは
スネイプ教授だけである
「チｯ……朝食の時間になる、行くぞ。」
『はい!!』
ローブを翻したスネイプ教授の後ろを
私は付いていった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーキャラ(ﾊﾘｰ・ﾎﾟｯﾀｰﾊﾞｰｼﾞｮﾝ)
ハリー・ポッター
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ウパ - oさん» oさん、多分これで全部直ったかと……(抜けてたらまた教えください!!)教えてくださり、本当にありがとうございます!!! (2020年11月19日 2時) (
レス) id: 3ad5d3afbe (このIDを非表示/違反報告)
ウパ - oさん» うわぁ!!ありがとうございます!!!間違えてますね、お恥ずかしい……近日中に修正しますね!!教えてくださり本当にありがとうございます(*'∇') (2020年10月6日 0時) (レス) id: f379a13836 (このIDを非表示/違反報告)
o(プロフ) - 今更になってしまうんですがアニメガースではなくアニメーガスかと… (2020年1月21日 20時) (レス) id: efc986c11a (このIDを非表示/違反報告)
ウパ - アケメネスさん» アケメネスさん温かいコメントありがとうございます!!"ほんとに素敵な作品"だなんて言っていただけて、本当に嬉しい限りですｯ!!!これからも楽しんでいただけるよう、更新頑張りますね(*´∇｀*) (2018年3月18日 13時) (レス) id: 7cb0adc2d6 (このIDを非表示/違反報告)
ウパ - 唐衣さん» 唐衣さん、ご指摘ありがとうございます!!シリーズ全てのお話を読み直し、"ザビニ"が"ザニヒ"になっていることを確認しました。本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m現在はしっかりと全てのお話の修正を行いましたので大丈夫かと思います。 (2018年3月18日 12時) (レス) id: 7cb0adc2d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ウパ | 作成日時：2017年10月22日 20時
