マスターの正体 ページ6
メリオダス「おい、起きてるか?」
??「は、はい!」
メリオダス「俺が合図したら全速力で森の中に逃げろ」
ツイーゴ「さて、誰が七つの大罪と思しき人物なんじゃ?誰も指名手配書とは似てないようじゃが...」
キラッ
ツイーゴ「!!.....ほう、これは儂も運がいい。その耳飾りは王家のもの。つまり御身は、決定!エリザベス王女!」
エリザベス「あっ!!」
メリオダス「エリザベス、王女?」
ホーク「エリザベス王女って言ったらこの国の第3王女様じゃねーか!」
ツイーゴ「御身には王国から捜索指令が出ていましてな...生きたまま捕らえよとのご命令ですが、事故死ならば致しかねないでしょうな」
メリオダス「走れ!」
エリザベス「私はまだ...捕まる訳には...諦める訳にはいきません!」
ツイーゴ「決定!!事故死!!」
メリオダス「よっ!ホークも無事、みたいだな!」
ホーク「この豚串状態が無事だと?うわぁぁぁぁぁん!おっかぁぁぁぁぁぁぁ!」
トントコトントコ
ツイーゴ「豚?まぁいい」
A「ホーク行っちゃった」
メリオダス「おい、エリザベス。どこに行くんだよ」
エリザベス「逃げ切れません」
メリオダス「お前、諦める訳にはいかないって言ってただろ」
エリザベス「私が大人しく同行すれば、あなた達の命は、無闇には奪わないはずです」
ツイーゴが剣をふる
エリザベス「わっ!」
エリザベス「お願い...あなた達だけでも逃げてください!」
A「どの道、アイツ俺たち全員殺す気だぞ?」
エリザベス「どうして...私、嬉しかったんです。たった一人で七つの大罪を探す旅に出て、旅なんて、した事なくて。すごく不安で...正体がバレないよう、着慣れない鎧でクタクタになるまで歩いて...けど、誰を頼ることも出来なくて。でも、あなた達はどこの誰とも知らない私に優しくしてくれて....だから私は、名も知らないあなた達を巻き込みたくないの!」
メリオダス「メリオダス、それが俺の名だ」
A「俺はA」
エリザベス「え....まさか...そんな...!あなたは...だって」
エリザベス「そのシンボルは...獣の、いえ、ドラゴンの!」
ツイーゴが剣を振り下ろすも、一撃を食らったのはツイーゴの方
ツイーゴ「どういうことだ。儂の剣は確実にこやつを仕留めた。だが一撃を食らったのはこの儂じゃとも...なんだ、それは...刃折れの、剣?」
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零(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年5月17日 20時) (レス) @page45 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:楓花 | 作成日時:2019年1月13日 12時