第06.25話-_*神秘のライブ endそしてstart part6*_- ページ16
いちごは美月パレスから寮に帰るまでの道中、放心状態だった。
―S4ですら知らない裏では、もっと凶悪な計画が行われようとしているの。
星「どういうことなの･･････？」
すると、再び美月の言葉が頭に流れ込んできた。
――･･････あの人は、世の中のアイドルを潰す気よ････････････。
いちごの目にはうっすらと涙がにじんでいた。
足元がふらつく。
『違う!四つ星学園に裏なんて･･････!』
そして、いちごは膝をガクンとさせる。すると。
霧&紫「いちご！」
あおいと蘭が間一髪、いちごの体を支える。
星「あおい･･････。蘭･･････。」
紫「どうしたんだ!?」
星「いや、･･････ちょっと、ね･･････。」
いちごは苦笑いをする。
星「あおい、ちょっとお願いが･･････。」
霧「それより、蘭!いちごを部屋に運ぶわよ!」
紫「ああ。」
星「ごめん、ね･･････。」
織「大丈夫なの?星宮。」
いちごは医務室へと運ばれた。
熱が出ているわけでもないので、精神的なものだと言われた。
一応心配なので、学園長に現状を把握してもらおうと織姫学園長を医務室に呼んだのだ。
星「学園長･･････。すみません、心配をおかけして。」
織「星宮･･････。」
織姫学園長はいちごが寝ているベッドの横にしゃがみ込む。
織「星宮。今は何も考えなくていいのよ。時がくれば嫌だって闘わないといけなくなるわ。あなたと美月と大空の力なしではどうにもならないこと･･････、あなたも知っていること、全てが起こってしまう。だから、今は何も考えないでちょうだい。」
星「織姫学園長･･････。どうして･･････？」
織「あなたが美月のところに行ったのを見たときから、予想はついていたわ。美月はあなたをとっても信頼しているから。だから、美月の期待に応えるためにも今度の『スターライト 未来の星をさがせ』絶対成功させなさい。」
星「･･････はい！はい！」
いちごの目からはあふれんばかりの涙が出てきた。
今はアイドルとして何をすべきなのか、何をしなくてはならないのか、それだけを､前を向いて進めばいい。
私に出来ることは、たくさんある。
私は、世の中のアイドルとアイドルを応援してくれる人の味方なのだから。
そして、とうとう『スターライト 未来の星をさがせ』が始まろうとしていた･･････。
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milk(プロフ) - 続編が早く読みたいです！がんばってください (2017年3月27日 16時) (
レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
+*° さりな °*+(プロフ) - レイさん» ありがとうございます♪たくさん更新していきたいと思いますヽ(^o^)丿 (2016年7月2日 13時) (レス) id: 3271b213da (このIDを非表示/違反報告)
レイ - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年7月2日 7時) (レス) id: 80ae753610 (このIDを非表示/違反報告)
+*° さりな °*+(プロフ) - 潮田 ゆずさん» ありがとうございます！なるべくはやく更新したいと思っているので頑張ります＼(^o^)／ (2016年6月19日 20時) (レス) id: 3271b213da (このIDを非表示/違反報告)
潮田 ゆず(プロフ) - めっちゃおもしろかったです♪ 更新頑張って下さい！応援してます♪ (2016年6月19日 12時) (携帯から) (レス) id: 08c9ef1253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：+*° さりな °*+ | 作成日時：2016年5月20日 22時
