第0006話 -_*神秘のライブ endそしてstart part1*_- ページ11
白「失礼します。」
ひめがある部屋に入ってきた。
一人用のふかふかした椅子が四つ、細長いテーブルのまわりに置かれている。
そのうちの一つには、すでにある少女が座っていた。
美「初めまして、白鳥ひめさん。」
美月は立つとひめに手を差し出す。
それを見たひめも、白く細い手で美月の手を握る。
白「四つ星学園のS4､白鳥ひめと申します。」
美「スターライト学園の神崎美月です。」
二人は手を放すとお互い向かい合って座った。
白「素敵なお部屋ですね。あなたは毎日ここに？」
美「ええ、皆は『美月パレス』と呼んでいるわ。確かにいいところだとは思うけど、ちょっとさみしいかな。」
二人はフフッと笑った。
白「美月さんとこうしてお話が出来て光栄です。」
美「それはこちらも同じです。合併前に一緒にライブを行えるなんて。」
白「ただの思いつきなんですけどね。アイドルになろうと決めた時から、美月さんにはずっと憧れていましたし。」
美「それはうれしいわね。でも、今のあなたの人気は計り知れないわ。」
白「それは、仲間がいるからです。S4として活動できているのはすべて、私を支えてくれた仲間のおかげなんです。」
美「･･････。」
白「美月さんにだっているじゃないですか。トライスターのかえでちゃんとユリカちゃん、それにみくるさん､スターアニス。あと、星宮いちごちゃんとか。」
美「ええ。そうね。」
白「だから今回は、私たちS4と美月さんを含め、美月さんが選んだスターライト学園の最高のアイドル四人とライブがしたいんです。」
美「私が選んだ？」
白「はい。美月さんが選んだアイドルならきっと素晴らしい方のはずです。楽しみなんです、私たちは。」
美「もし四人いなかったら？」
白「私たちは、あくまで美月さんが認めたアイドルとしかライブはやりません。だから、美月さんが一緒にライブをしたい相手がいなければ、美月さん一人でも結構です。」
美「･･････そういうことですか。分かりました。期限以内にさがしてみます。私たちと伝説に残るようなライブをしてくれるアイドルを。」
白「お願いします！」
二人は立つと一瞬にらみ合ったように見えたが､すぐにふわっとした笑顔になり、青い空の下へと足を踏み入れた。
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milk(プロフ) - 続編が早く読みたいです！がんばってください (2017年3月27日 16時) (
レス) id: 171e64a391 (このIDを非表示/違反報告)
+*° さりな °*+(プロフ) - レイさん» ありがとうございます♪たくさん更新していきたいと思いますヽ(^o^)丿 (2016年7月2日 13時) (レス) id: 3271b213da (このIDを非表示/違反報告)
レイ - すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2016年7月2日 7時) (レス) id: 80ae753610 (このIDを非表示/違反報告)
+*° さりな °*+(プロフ) - 潮田 ゆずさん» ありがとうございます！なるべくはやく更新したいと思っているので頑張ります＼(^o^)／ (2016年6月19日 20時) (レス) id: 3271b213da (このIDを非表示/違反報告)
潮田 ゆず(プロフ) - めっちゃおもしろかったです♪ 更新頑張って下さい！応援してます♪ (2016年6月19日 12時) (携帯から) (レス) id: 08c9ef1253 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：+*° さりな °*+ | 作成日時：2016年5月20日 22時
