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今日は任務もなく暇だったのでぶらぶらと散歩をしていた
最近つまんないな〜
なんかパッとしたこと起きないかな〜
そう思いながら歩いていた時
ｵﾗｧ!
ｺﾉｯ!
どこからか声がした
うわｯ!めっちゃ楽しそう!!
ちゃっかり参加しちゃお!
彼はメンバーから勝手なことをするなという忠告を忘れ、足早に去っていった
な〜んだ、つまんないの
着いたときにはほとんどの奴が倒れていた
せっかく遊べると思ったのにな〜
俺のちょうどいい暇つぶしが…
まあ、あと少しだしちょっとばかし見てよ!
そう思い見ていた時だった
ん?何だ何だ?
人が真ん中に集中しているのに気づいた
彼は目を凝らしてみてみると
一人次々と人を倒していく青年の姿が見えたのだ
うお!面白そうな奴発見!
なんとなくだけど強そう!
青年を見つけた途端、彼はわくわくが止まらなかった
この争いが終わったら勝負を持ち込もう
そう考えていたときだった
ふと不思議に思ったことがあった
動きがおかしいと
迷いがあるわけではない
迷いどころか次々と躊躇なく倒していく
だが、一瞬動きが止まるのだ
普通の人なら気づかないため
そのため、きっと敵も気づいていないのだろう
彼は何本かあたまのネジが足りないなか必死に考えた
その時、パッと閃いた
少しいやだいぶ訳のわからない考えだが
青年は自分達と同じように何かを抱えながら生きているのではないか
この戦いだけでそういうふうに感じるなんて普通ならおかしい
そう普通なら
でも、この考えをする彼は普通ではなかったのだ
まあ、彼の話は後ほど
となれば彼はこう思った
青年を助けてあげたいと
自分も仲間のおかげで救われたのだ
今度は自分が救ってあげたいと
彼の考えが正解かもわからないのに
争いが終わったら話しかけよう
彼はそう決めた
まずは自分のチームに誘おう
早く終わらないかな〜
そう思いながらまた争いを見るのに集中した
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作者名：Minz | 作成日時：2020年3月27日 3時
