82 ページ32
あーやべー...ちょー眠い...
それに少し寒気がする。
もしかすると体調を崩したのかもしれない。
でもまぁ明日は部活ないから、明日ゆっくり休めばいい。
今日1日だけ頑張れば何とかなる。
鈍い身体を動かして、車に乗り込もうとしたその時だった。
「先生！」
振り返るとそこには...
優「え.....ハッ！？」
ジ「先生が心配で来ちゃいました...」
巨人が立っていた。
優「心配って、お前なあ...」
呆れたような喋り方をする俺だけど、内心は嬉しい気持ちでいっぱいだった。
こんな風に感じる自分が不思議だ。
まさかこの巨人に会えて嬉しい、と思える日が来るなんて...
優「心配しなくても大丈夫だって！女じゃねーんだからさ...」
そうなのだ。俺は列記とした男。
だからちょっとくらい無理したって全然大丈夫なのだ。
ジ「だって先生、無理するじゃないですか...っていうか女も何も関係ないです。先生だから...」
"先生だから..."
それはつまり俺が特別って事なのか...？
へーそうかそうか。何だかいいなそれ。
ニヤけそうになった口を固く結んだ。
優「あーもう！早く乗れよ！」
時計を見れば、出発時刻を過ぎていたのであいつを無理やり車に乗せアクセルを踏んだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
ジ「先生、何時に寝たんですか？」
優「え...」
寝てない。
そう素直に答えたらコイツはどんな反応するだろうか。
ジ「先生にメールしたのに返ってこなかったから、
心配だったんですよ！」
優「あーわりーわりー！全然見てなかったわ！」
ジ「もしかして寝てないとか言わないですよね...？」
ｷﾞｸｯ...
横から強い視線を感じた。
優「え、あ、まぁ普通に寝たよ！普通に！」
ジ「でも先生さっきからアクビばっか...」
よく見てるなコイツ...
逃げ場を探そうと、信号で止まっている隙に、俺はカバンからアイツのユニフォームを取りだした。
優「おい、これ」
あいつの顔の前にそれを突き出す。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 540人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
のぞみ☆(プロフ) - akkorin317さん» 初めまして〜！コメントありがとうございます！私も同じくジェシゆご大好きマンです...ジェシーさんには一生優吾様のヒーローとでも言いましょうか...とにかくずっと一緒にいて欲しいですね！これからもどうぞよろしくお願いします！ (2020年1月8日 22時) (
レス) id: eb2c41acc4 (このIDを非表示/違反報告)
akkorin317(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく、ひやひや、もどかしいぃ〜とかなりながら読んでおります。鈴木先生の件はジェシーちゃん来てー！と心から願わずにはいられませんでした。ジェシゆご大好きマンなので、これからも楽しみにしています。 (2020年1月8日 7時) (レス) id: 05790d9b4e (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - sailさん» sail様〜！いつもいつも嬉しいお言葉ありがとうございます...sail様の生活に貢献できてわたくしは幸せでございます！最高のじぇしゆごをお届けできるよう頑張りますので、どうか今年もよろしくお願いいたします^^*) (2020年1月8日 6時) (レス) id: eb2c41acc4 (このIDを非表示/違反報告)
sail(プロフ) - 明けましておめでとうございます！昨年はのぞみ様の小説のお陰でじぇしゆご的に超充実した一年でした！センチメンタルも�眞論萓犬肇献Д昂�のもどかしい距離に悶えながら、毎度のご更新を滅茶苦茶楽しみにしています。今年も陰ながら応援しております…！！ (2020年1月2日 18時) (レス) id: 3614506dac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：のぞみ
| 作成日時：2019年12月22日 20時
