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っていうか、お題...なんだったのだろうか。
もしや"好きな人"だったりして...
そ、そしたら俺に言ったのはなんだったんだよ！
ただの冗談か...？
俺をからかってるだけなのか...？
別にどうでもいいことなのに気になってしょうがなかった。
後で宮原先生に聞いてみようかな？
いや、でもどう考えてもおかしいよな...わざわざ聞くなんて...
大「そんなに知りたいなら直接聞けば？」
優「は、はあ！？な、何をだよ！！！」
考えていたことをそのまま言い当てられた気がして動揺してしまった。
ついに俺の頭の中にまで侵入してきやがった！
少し身の危険を感じたので、ここらで撤退することにする。
優「じゃあ俺！職員室戻るから！じゃあな！」
樹「えー！一緒にお昼たべないの〜？」
優「俺は忙しいからな！」
そう言って直ぐにその場を後にした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
そういえば北斗のやつ、どこにいるんだ？
昨日北斗は、俺には慎太郎と喧嘩したなんて一言も言わなかった。
今日はやらない、そう言い残して帰っていった。
北斗と慎太郎が喧嘩したのは俺が原因。
だから2人に謝って、また2人がいつもの関係に戻ってくれたらいいな、なんて思っていた。
まさかな...少し期待を込めながら階段を上る。
もしかすると初めから北斗は外に出ていないかもしれない。
そう思って一応北斗の教室に向かった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ドアの小窓からそっと教室の中を覗いてみる。
あ..........
机に伏せたようにして丸まっている北斗が目に入った。
まさか本当にいるとは思わなかった。
ガラガラガラ....
ゆっくりとドアを開ける。
静かに開けたつもりだったけど、どうしても音が響いてしまい、ピクっとその肩が動いた。
優「北斗」
北「先生...」
顔を上げて俺の方を向くと、気まずそうなでもどうしてよいかわからない顔をしていた。
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2019年11月28日 13時
