Marigold

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26クリスマス休暇ページ27

「教えて欲しいことって？」

ド「そ、その、Aは好きなやつとかいたりするのか、？」

「んー、特にそう感じる人はいないなー欲しいなー」

ド「！そうなのか！じゃあタイプとかないのか？」

「いきなりだねぇ～」

「んー好きになった人がタイプかも」

ド「難しいな、なんか具体的にないのか？」

「具体的にかぁ、ありのままの私を愛してくれる人、とか？」

ド「容姿とか性格は無いのか？」

「そんなものはいらないわ。家族や友達からもらうような愛じゃなくて特別な想いをくれる人が欲しいの」

「すっごいワガママだけどだけどいつか、いつか迎えに来てくれるって信じてる、運命の人っていると思うの」

ド「…そうなのか。」

「そっけな！そーゆードラコはどうなのよ？好きな子でもいるの？」

ド「…いる」

え、いるの。…ってなんで少し傷ついてるの。

「へ、へぇいるの。どんな子？」

ド「そ、そこまでは言えない！おしまい！」

なんだつまんない。さっきのも、きっと、何でもなかったんだよね、うん

ド「それよりひとつ提案がある」

また急だな

「なに？」

ド「クリスマスパーティーに着る衣装、お互いに選んでみないか？」

「わぁ！それ面白そうね！明日そうしましょう！」

ド「センスが問われるぞ？大丈夫か？」

「失礼ね！！これでも何度もパーティーにお呼ばれされてますぅ！！」

明日がとっても楽しみ。

どんなドレスを選んでくれるのかしら。