検索窓
今日:19 hit、昨日:16 hit、合計:22,105 hit

EP2.月の首飾り〈9〉※修正済 ページ21

コナンside

安室さんは血相を変えて俺の肩を掴んできた。急にどうしたんだ?まさか安室さんも狐の面のことを探してるんじゃ……


「う、うん。でもほんとにすぐいなくなっちゃったよ!」


「そ、そうか……すまない。それよりもはやくここを出よう、警察を呼んでおいた。時期に来るはずだ」


安室さんはそう言うと出口の方へ向かった。その表情はとても暗く見える、狐の面と何かあったのかな。


ていうか、安室さんやけに顔赤くないか?


「ねえ安室さん、顔すごく赤いけど大丈夫?もしかして体調悪いんじゃ……」


俺が声をかけると安室さんはその場に倒れてしまった。


「安室さん!!大丈夫!?」


俺は安室さんのおでこに手を当てた。この人、熱あるじゃねえか!!


くそっ、警察が来るまで待てねえし…夜桜さんに助けてもらうしかないか……!


「夜桜さん助けて!安室さん酷い熱だよ!」


俺が声をかけると夜桜さんはすぐに隠れていた場所から出てきてくれた。


安室さんは気を失ってるみたいだし、聞かれてることはないだろう。はやく安静にしねえと!


「大変ね、もう病院も閉まってる時間でしょうし…どうしようかしら…」


困ったな、安室さんの家の場所は分からないし…そうだ、蘭に頼めば!


「夜桜さん、蘭に安室さんの事頼めるか聞いてみる!とにかくこのままだと良くないし戻ろう!」


俺がそう言うと夜桜さんは頷き「分かったわ〜」と言った。


「コナン君は先に蘭ちゃんに連絡できるかしら?移動は私に任せて〜」


夜桜さんはそう言うと安室さんを抱き抱え、不思議な模様が描かれた紙を1枚取り出した。まさか…


「ーーーー飛んで帰るつもり?」


「ええ、その方がはやいじゃない?バレなければきっと大丈夫よ〜」


この人、こんなだからいつも夜蛾さんに怒られてるんじゃないのか?まあでも今は安室さんの事も心配だしその方がいいか……


「お願いするわよーーーーーーー天狐」

EP2.月の首飾り〈10〉→←EP2.月の首飾り〈8〉※修正済



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

唄海(プロフ) - プスメラウィッチさん» プスメラさん初めまして、コメントありがとうございます!オチは今のところまだ未定です。五条オチもいいですね!考えさせていただきますね。応援よろしくお願いいたします! (2022年7月31日 12時) (レス) id: 7262bd6081 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年7月24日 20時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:唄海 | 作成日時:2022年6月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。