No.６３ これは、 ページ15
「おーい、嵐山―」
「太刀川さん」
「あれ、なんでAもいるんだ？」
突然現れた太刀川さん。いや、なんであんたもいるんだ。私は太刀川にも遠征に選ばれたことを話すとすごいうらやましがられた。ドヤ顔をするとチョップされた。なぜに？？？
「それで太刀川さん、嵐山になんのようだったんですか？」
「ん？あぁ、お前に渡し物だ」
と言って持っていた黒い箱を嵐山に渡す。「誰から？」「由香里さん」「え、私には？」「知らん」「中身はなんですか？」「それも知らん」なんじゃそれ。
「これは、・・・・」
「「ん？」」
箱を開ける嵐山。私と太刀川さんも箱の中を見る。入っているのは透明な赤い石。中心には炎のマークがある。
「あぁ、炎の石だな」
「炎の石？」
「進化の石の一つだよ」
「初めて見た」
「俺も。へぇ、きれいだな」
「でも、どうして俺に？」
「それはあれだろ」
と言って嵐山の傍にいたイーブイを抱き上げる。あぁ、なるほど。
「こいつを進化させるためだろ」
イーブイは？を浮かべている。イーブイは進化ポケモンと言われており、さまざな進化の可能性を秘めているポケモンだ。
「迅がシャワーズに進化させたときには水の石を使ってたな」
「じゃあ、嵐山はブースターってことか」
「あぁ、この前迅のシャワーズを見た時、そろそろ俺のイーブイも進化させようと思ったんだ。イーブイもそのことを望んでてな」
嵐山は炎の石を持ち、イーブイに近づける。するとイーブイは眩い光に包まれる。そして光がはじけ、ブースターになった。
「「おぉ！」」
ブースターは太刀川さんのところから嵐山のところにジャンプし、嵐山がキャッチする。
「よろしくな。ブースター」
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tOuka(プロフ) - コメントありがとうございます！何進化するのかわくわくしながら書きます！ (2018年2月27日 12時) (
レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
揚羽 - すごく面白いです。もし、夢主のイーブイが進化するなら何になるのか楽しみです。更新頑張ってください。 (2018年2月24日 18時) (レス) id: b8005de987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年2月10日 16時
