No.１０ あの時は助けてくれてありがとね ページ10
由香里さん、今から一戦どうですか？と誘う太刀川さんに由香里さんは、じゃあ私も見せてあげるか、と言ってボールを投げる。太刀川さんの誘いは完全スルーだ。ウケる。
出てきたのは、あの時私を助けてくれたラプラスだ。私はラプラスの傍に行く。
「あの時は助けてくれてありがとね」
と言って頭を撫でる。嬉しそうに鳴くラプラス。それはもうかわいい。
「由香里さん、久しぶりにポケモンバトルしましょうよ！」
桐江が由香里さんにバトルを申し込む。ここにもバトル好きがいた。由香里さんは、「えー、どうしよっかなー」と言っている。ポケモン同士のバトル・・・・気になる！その気持ちは太刀川さんも同じだったようで「俺、見たいです。ポケモンバトル」と言うので私も同意した。ってか、一戦はもういいですね・・・。
「しょーがないか。それじゃフィールドに移動しましょ」
「「フィールド？」」
そしてやってきました、ポケモンフィールド。ちょっとしたグラウンドに線が引かれている。桐江と由香里さんは白い枠の中に入る。この建物なんでもありなのか・・・。
「いくわよ、ハッサム！」
「ラプラス」
ボールからお互いのポケモンを出す。
「審判どうします？」
「あー、ね。まだ二人はわかってないと思うし」
「俺やりますよ」
第三者の声が会話に入る。振り返れば、ドアのところに茶髪で青いグラサンをしている男がいる。え、誰？
「迅・・・」
「・・・・迅？」
「初めまして、俺は迅悠一。よろしく」
「あ、宮瀬Aです！よろしくお願いします」
迅さんは私とあいさつを交わした後、フィールド外の真ん中に立つ。
「あんた、これよんでたわね」
「まぁね」
「さっさと始めましょう」
桐江がせかす。迅はまぁまぁと言いながら両方を見る。
「ルールはいつもどおり。両者どちらかのポケモンが戦闘不能になったらバトルは終了。倒した方が勝ち。いい？」
「ええ」
「もちろん」
「それでは、はじめ」
迅さんの合図でバトルが始まる。先手は桐江だ。
「ハッサム！メタルクロー」
「ラプラス、れいとうビーム」
ラプラスのれいとうビームを軽くよけ、メタルクローがラプラスに当たる。
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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！！はい！気をつけます！！ (2018年1月20日 20時) (
レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年1月20日 15時
