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No.9 疲れた ページ9

「はー、疲れた」
「・・・・・・」
「お疲れ様です。由香里さん、風間」
「お疲れ様です」
「あぁ」
「あれ、東じゃん。珍しい」
「休憩でこっちの様子を見に来たんですよ」
「へー、どう?神樹の特訓は」
「ありがたいっすよ。教え方丁寧でとても年下には見えない」
「そう?」
「風間と同い年だったっけ?」
「あぁ」


 年上たちの会話を黙って聞く。その様子に気づいた由香里さんが私の名前を呼ぶ。


「そういえば、桐江は?訓練中だったんでしょ」
「疲れたんで休憩もらってます」
「あんたくたばるの早いわねー」
「いやいや、一時間ぶっ通しはつらいです」
「頑張って体力つけろ」
「・・・・・善処します」









 それから戻ってきた桐江とバトル再開。疲れた・・・・。いや、結構真面目に。


「そういえば」


 訓練が終了し基地のリビングでゆっくりしている時だ。リビングには私、太刀川さん、桐江、由香里さんがいる。太刀川さんハーレムじゃん(笑)。


「桐江のポケモンはなに?」
「私?」


 先日、忍田さんのポケモン講座を受けた新隊員メンバー組。忍田さんのポケモンはジュカインという草タイプ。ポケモンにタイプってあるんだーとか、いろいろ興味津々で聞いてた。林藤さんはフライゴンといポケモンだった。人懐っこくてかわいかった。


「見たい?しょうがないわねっ!」
「・・・・(まだ何も言ってないんですけど、まぁいいか)」


 桐江はモンスターボールを宙に投げる。出てきたのは赤いボディに二つのハサミが特徴で強そうなポケモン。


「このこが私のポケモン。ハッサムよ」


 最近知った赤い物好き&強いのが好きな桐江にはピッタリだと思った。


「おぉ!かっこいい!!桐江にピッタリ!!」
「へへん!そーでしょ!わかってるわね〜」


 どや顔をする桐江に笑ってる由香里さん。太刀川さんは「いいなー。俺も早くほしい」とつぶやいている。


「まずはトリガーになれることが優先よ、太刀川」
「いやー、結構俺強くなったと思うんですけどね」

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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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