No.44 了解です! ページ45
そして私たち神樹隊はすぐにB級上位に上がった。もともと隊の数もあまりないが、異例のスピード上に上がった隊は今までいないのだ。
「次はどこの隊とだろー」
「確か、嵐山隊じゃない?」
学校のお昼。私は栞とお昼を食べている。栞はスマホ片手に神樹隊の次の相手を検索していた。最近入隊式が行われ、我が友である宇佐美栞がオペレーターとして入隊したのだ。
「嵐山のところかー・・・・」
「連携が素晴らしいからねー。でも神樹隊には及ばないんじゃない?」
今まで負けたことはない神樹隊。なにせメンバーがすごいのだ。ボーダーの古株で狙撃手ランク1位の神樹至。攻撃手3位と射手1位の宮瀬A。日本語はまだ怪しい所はあるが、素晴らしいオペレーターの才能を持った東野アリス。ランク戦でベイルアウトしておらず、相手もじゃんじゃん倒すその実力はまさに期待の新星だ。
「栞は隊を組まないの?」
「まだ入ったばっかりだからいいなかなー」
「そう?」
「うん、まだ島崎さんにいろいろ教わりたいし」
それから、ボーダーの話に盛り上がる二人。こうしてボーダーの話を学校でできなかった私は栞がボーダーに入ってくれてすごくうれしい。
そしてランク戦当日。これに勝てばB級1位、そしてA級との対戦権が得られる。はりきって望まないと。
「おはようございまーす」
自分の隊室に挨拶をして入る。そこにはパソコンで動画を見ている至さんとアリス。
「おはよう、A」
「グッドモーニング!A」
荷物をソファに置き、二人のもとへ。今日の対戦相手である嵐山隊の映像だ。
「うん、やっぱりしっかり連携をとっている」
「准が中心になって周りに指示。しっかり隊員からの案も受け、正しい指示。グレイト!」
「どうします?作戦」
「うーん、いつも通りかな。Aが動き回って俺が援護。情報はアリス」
「OK!」
「了解です!」
「それじゃ、そろそろ時間だから移動しようか」
「「はーい!」」
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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時