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No.43 隊服です! ページ44

翌日、隊室をいただき早速、隊の登録へ。必要な書類には全部記述し、残りは。


「隊服です!」
「おー!」


 隊を組んだ者は今までの服ではなく隊服を着用しなければならない。いいとこの例は嵐山隊の赤ジャージだ。


「うちは何色にする?」
「そうだなー」
「はい!」


 どの色の隊服にするか悩んでいる中アリスが勢いよく挙手をする。


「どうしたの?東野さん」
「ノン!東野じゃなくて、アリスって呼んでください!至」
「えっ?!い、いや昨日会ったばっかりで?!」
「向こうじゃ普通ですよ」
「そうですよ、至さん!昨日から私たちは仲間なんですからっ!」
「そ、そうだけど・・・・」


 私とアリスからの視線を受けて「うっ・・・・」ってなっている至さん。


「わ、わかったから!・・・・・アリス、A」
「「おー」」


 思わずパチパチと拍手。「年下女子こわい・・・・」とヘタレ発言。しっかりしろ。


「ほ、ほら!隊服決めるんでしょ!!」
「そうでしたっ、アリスさっき挙手してたでしょ?」
「挙手?」
「手を挙げたことだよ」
「なるほど、はい!挙手しました!」
「何かアイディがあるの?」
「イエス!軍服はどうですか?」
「「軍服?」」
「イエス!ほかの隊はジャージばかりで面白くないです!」
「動きやすくていいと思うけど」
「ノー!至、A。これをみてください!」


 とアリスはスマホの画面を私たちに見せる。そこには軍服を着たかっこいい男性と女性の写真だ。か、かっこいい!


「こんな感じでどうですか?」
「うん!いい!!めっちゃ好き!!!」
「至はどう?」
「は、派手じゃない?」


 すこし照れている至さん。でも、私はジャージよりこっちの方が好きだ。


「至は見た目がクールだからグッドだと思うのにー」
「い、いやそんな」
「だよね!かっこいいんですよ、見た目」
「・・・・・・」
「絶対に会うって!」
「私も着るんですよ!一人じゃないです!」
「Aと至なら絶対いい!そこに私も入ればパーフェクト!」
「おぉ!なにそれ素晴らしい」
「・・・・・じゃあそれで」
「サンキュー、至!」
「あざっす!」


 こうして私たちの隊服はアリスがデザインする軍服に決まった。デザインはできてからのお楽しみだそうだ。わくわくする!

No.44 了解です!→←No.42 三人で頑張りましょう!



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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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