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No.5 ねぇ、あなた ページ5

「近界民(ネイバー)」と呼ばれる異世界の侵略者が街で大暴れ、こちらの世界とはちがう技術を持った近界民は地球上のどんな兵器もあまり効果がなく、都市の壊滅が時間の問題だと思われていた時、突如現れてた謎の団体が次々と近界民を排除。


「今はもう近界民はいないから大丈夫だけどやつらはまた来ることがわかってるの。しかもいつどこでっていうはわからないけどね」
「・・・・・・」


 驚きすぎて声もでない。女性はそのまま話し出す。


「お姉さんはいったい・・・」
「私はその謎の団体の一人、島崎由香里って言います」
「えっと・・・、宮瀬Aです」


 よろしくお願いします。と頭を下げる。由香里さんはまだ紹介したいのがいるのと言って椅子から立ち上がりベッドから少し離れる。そしてポケットから水色のボールを取り出し、それを宙に投げる。え?
 ボールは開く光と共になにか出てきた。


「え!・・・え、え?」
「驚かせたね、このこは私のパートナーのラプラス」


 と言って由香里さんはラプラスの頭を撫でる。いやいやいや、ここ病室なんですけど!何してんの!!なんなんですかそのこ!!
 由香里さんの説明によると、この子たちはポケモンと呼ばれており、異世界の生物らしい。由香里さんがいる謎の集団ではポケモンたちと一緒に近界民を倒しているとのこと。でも、ポケモンたちも近界民と一緒に人襲うらしい。なんだこの矛盾。


「要するに、ポケモンは意思を持った生き物だけど、近界民は意思を持たず、ただただ人を襲う生き物なのよ」


 ざっくりすぎてまだわからないところが多くあったけど・・・。すると由香里さんは「あ、そういえば」と何かを思い出したかのように言う。


「ねぇ、あなた」
「はい」
「私たち『ボーダー』に入らない?」
「・・・・・はい?」
「あ、はいっていったわね!決定よ!」
「はいいいいいいい!!!!!!!1」


 こうして私、宮瀬Aはボーダーに入ることが決まりました。

No.6 えぇ、よろしくお願いします→←No.4 ここは、



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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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