最高のパートナー【ワールドトリガー×ポケモン】

No.３５　結果 ページ36

結果は私の全勝。まぁ、伊達に射手１位やってないんで、当然の結果だ。ブースを出ると大きなモニターをここにいるＣ級隊員全員が見ていた。私はすぐに太刀川さんたちのもとへ。


「太刀川さん、諏訪さん」
「おぉ、お疲れ」
「相変わらずすげぇな」
「ははー、でしょ？」
「よし、次は俺とランク戦だな」
「・・・・・だって諏訪さん、頑張って！」
「ふざけんな、お前だろ」


　今ポイントが無くなるのは痛い。攻撃手３位の次はあの風間さんなんだよ！ぬかされるって。


「はぁー」


　ため息をつきながら戻ってきた出水くん。なんか申し訳ない。勝負事には手加減なんてできないのだ。いくらセンスがある、トリオン量が多いと言われてもまだＣ級で経験の差が違うのだ。こればっかりは仕方のないことだ。


「ふむふむ」
「可愛くないから」
「うっせ。・・・・なぁ、出水」
「はい・・・・・」
「Ｂ級に上がったら俺の隊にこい」
「え・・・・」


　その言葉に落ち込んでいた出水くんの顔が上がる。まぁ、そうだよね。


「センスもいい、トリオン量も多い。こいつは磨けば強くなるだろ」


　なぁ、と振られればうなずく。


「君はまだ入ったばかりだから経験もあまりない。でも、経験なんてこれからのことだし、太刀川さんが言った通り、磨けばいいんだよ。それに」
「それに？」
「私の勘がそう言っているからね」
「え、か、勘・・・・」
「女の勘は当たるっていうでしょー」


　自信もってと言えば、はい！といい返事をもらった。


「そういえば、お前はいいのか？」
「何がですか？」
「隊員探しだよ」
「あ、・・・・まぁ、いいですよ。出水くんは私の隊より太刀川隊があってるので」
「それも勘か？」
「あれ、知らないんですか？」
「なにがだ？」
「私のサイドエフェクトですよ」


　超直感っていうね。と言えばマジかよ・・・・。と諏訪さんが呟く。
　隊か・・・・・。私はどうしよう。

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