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No.33 二人が来れば注目の的 ページ34

そしてやってきましたC級ブース。ポケモンを連れた二人がくれば注目の的だ。


「すげー、リザードとだ」
「イーブイよ!かわいい」
「なぁ、知ってるかあの二人、隊を作るそうだぞ」
「え、じゃあこのC級のなかから選ぶってことかよ」
「攻撃手2位と射手1位の隊だぞ」
「なにそれ最強じゃん」
「いーなー。俺も早くB級になりてー」
「そして自分のポケモンも持ちたいよな」


 などなどC級隊員の話声が聞こえる。


「そんで例のやつはどこだ?」
「名前は?」
「いや、知らん」
「マジかよ」
「おー、お前ら」


 そんな時だ。第三者の声が聞こえそちらを見ると、最近B級に上がった諏訪さんだ。


「諏訪さん」
「どうしたんですか?」
「俺は将来自分の隊を作るためにC級の様子を見にきたんだよ」


 そういうお前らは勧誘か?と聞かれればうなずく。


「へー、攻撃手2位と射手1位がねぇ。で、お目当てはあるのか?」
「あるんですけど、名前が・・・・」
「射手でセンス抜群、それにトリオン量が多いやつ知ってます?」
「あー、そいつなら」


 と指指した方を見る。そこにはこちらを見ている集団。あー、なんとなくわかった。


「え、どれ?」
「あいつだ」
「え?」


 いまだにどの子かわからない太刀川さん。私は仕方ないと思い、イーブイにお願いした。イーブイはうなずき、私の肩を華麗におり、集団の中へ。


「おっ、こっちきた」
「かわいい!」
「へー。思ったより小さいな」


 きゃーきゃー言う集団の中から一人の少年のところに止まるイーブイ。「え、俺?」と少年は自分を指さしている。


「そう、そいつだ」
「私のイーブイ優秀!」
「あー、わかった」


 お前、こっちこいと手招きされてきた少年。イーブイは少年の肩に乗り、一緒にくる。


「すごい、モフモフ」
「どや!」
「なにお前がどやってるんだ」
「私が毎日ちゃんとブラッシングしてるからですよ!」


 イーブイは彼の肩から私の肩に飛び移る。

No.34 ごめん、名前がわからない!→←No.32 えー、



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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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