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No.31 ボーっとしてました ページ32

「よっ、Aじゃねぇか」
「あ、太刀川さん」


 目の前に突然の太刀川さん。え、なんでこんなところに?


「なんでって。ここロビーだぞ」
「え、あっ・・・・」


 マジか。考え事してたらいつの間にかロビーだ。


「ボーっとしてました」
「なんだ珍しいな」


 なにかあったのかと聞かれ、忍田さんと由香里さんに隊を作れと言われたことを話す。


「そういえば、お前。自分の隊なかったな」
「そういえばって・・・・」
「俺はもう作ったぞ」
「うそじゃん!」


 え、はっ!ほんとに!!と聞くとマジだと答えられた。


「え、隊長太刀川さん?」
「そうだぞ」
「終わったな」
「なんだとコラ」

 
 でもあの攻撃手2位の太刀川さん率いる太刀川隊か、強そう?


「隊員は誰ですか?」
「これから探す」
「は?」
「あ、お前隊組んでないんだろ。じゃあ内に来るか?」
「断ります」
「なんでだ」
「いやいや、太刀川さんが隊長とかウケる」
「おっし、ブースに入れ、切ってやる」
「やだです!せっかく3位なんですから。今太刀川さんと戦うとランク絶対下がる」
「負ける気満々じゃねぇか」
「負ける気しかしないからですよ!」


 なぜなら、私のサイドエフェクトがそう言ってる。と言えば迅かよってツッコミされる。そしてなぜか一緒に太刀川さんの隊員を探すことになった。なぜに。
 C級ランク戦ブースに来れば大注目。そりゃそうだ、攻撃手2位と3位に射手1位が一緒にいるのだ。


「それで、太刀川さんはどういうこをお探しで?」
「そうだなー。強いやつ」
「C級にそれを求めるか」


 まだ入隊したばっかりな子も多いC級から強いやつねぇ。有望株を探すのか。まぁそうだよな。

No.32 えー、→←No.30 隊って



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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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