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No.3 よく頑張ったな ページ3

ついに目の前にきた怪物。この困惑の原因。覚悟しろよ、こっちは普段使わない頭をフル回転して出した結果だ。
 怪物が私に向かって首を伸ばす。これは食べられるのか、そうはいくかと鉄の棒を握りしめて思いっきり振ろうとしたその時だ。怪物が目の前で固まる。かすかに冷気がただよう。すると怪物の首が刃物に斬られたように落ちる。


「・・・・・へ?」


 なにが起きたんだ・・・・。そのままフリーズする。すると近くに人の気配にバッとそちらを見る。


「おっ、鋭いね。すごいすごい」


 女の人だ。その人はニコニコと私の傍に来る。その手にはなぜか鎌が握られている。まだ油断できないので鉄の棒を構える


「あ、大丈夫。助けにきたんだよ」
「・・・・・・え」


 その人は鎌を持っている逆の手を伸ばし私の頭の上に置く。


「・・・・よく頑張ったな。もう大丈夫」


 そういってほほ笑む。私はなぜかそれに安心し、意識を手放す。女の人は私を受け止めて頭を撫でる。そして遊具に隠れている女の子を見る。


「二人もよく頑張ったね」


 とほほ笑むと泣きながら女性のところに飛び込む二人。


「おー、よしよし。頑張ったね、えらいぞ」
「うん!・・・・怖かった!」
「うわーん!お姉ちゃん!」
「もう大丈夫だからね」


 そういって一人ずつ頭を撫でる。女性は彼女を抱き上げる。


「ねぇ、この子お願い」


 と言って近くにいる自分のパートナーを呼び、背中に彼女を乗せる。「よろしくね」と言って頭を撫でる。すると女の子たちは見たこともないものにおびえる。それに気づいた女の人は安心させるように笑顔で答える。


「大丈夫よ。このこは私の大事なパートナ(ポケモン)―だから」


 そのパートナーのラプラスは嬉しそうに鳴く。

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tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

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