検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:34,872 hit

No.20 迅、あと任せる ページ20

今日の任務は迅と二人で、ただ今危険区域内で近界民の出現待機中。


「ボーダーの新しい基地。着々と進んでるね」
「だねー、もうあんなに立派になっちゃって」


 少し遠くに見える大きな建造物。最近また新人さんが入ったり、こちらの技術が進歩していることから新しい基地を建設中だ。建設スピードは速く、もう形が着々と出来上がっている。それは保護施設も同様だ。でも、新しい基地が出来上がることによって危険区域内に門が開くように誘導するっていうから、マジ感謝だ。なーんて思っていたら、ほら、来たよ門。しかも四つ!


「それじゃ、二手に分かれるか」
「了解」


 迅の指示で門から出てきたバムスターを倒していく。
 トリオン兵は私が、ポケモンはポケモンが対処するのが普通だが、私にはまだポケモンがいない。なのでやりにくい。でも、仕方ないこれは任務、街を守るための任務なのだ。私はトリオン兵とポケモンを次々に倒す。
 一通り、すませインカムで基地に報告。今回、本物はいない。そう報告すれば、そのまま任務続行との指令を受ける。因みに相手は由香里さんだ。


「お、終わったな。優秀優秀」
「迅」


 迅の方も終わったみたいで私と合流する。それから私たちは次々にトリオン兵やポケモンを相手にしていった。
 そしてもう少しで交代というときだ。相手にしていたトリオン兵とポケモンの量は多い。よっしゃやったるでー!と意気込もうとトリオン兵たちを見る。するとこちらに向かって来ないトリオン兵が一体いる。私はそれに違和感を感じた。・・・まさか!


「迅、あとお願い!」
「え、あっ、おい!」


 私は離れていったバムスターを追いかける。いやな予感がするのだ。迅はなにか言ってたが気にしないで走った。








「っ!」


 なんとか追いつきバムスター発見。しかし、思った通りバムスターは一般人らしき人を捕獲しようとするところだ。しかも一般人はバムスターになぜか背を向けている。私は今日一の速さでその間に入り、バムスターを斬る。戦闘不能になったバムスターは崩れ落ちた。


「はぁーーーー、・・・・危なかった」


 私は弧月を鞘に戻し、一般人に声をかける。


「大丈夫ですか?」


 すると、一般人はバッとこちらを向く。おいおい、待て待て、まさかの。


「嵐山・・・・さん」

No.21 イケメンです→←No.19 完璧じゃん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (10 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

tOuka(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます!!はい!気をつけます!! (2018年1月20日 20時) (レス) id: acfc767a41 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - すごく気に入った作品で続きが楽しみですこれからも体調に気をつけて更新頑張ってください応援してます (2018年1月20日 16時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:tOuka | 作成日時:2018年1月20日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。