本気を出さないボーダー隊員と遊真と祓魔師 ６ ページ19
どうして？なぜやめなければならない。そもそも祓魔師ってなに？冗談でしょ？
と、私の頭の中は混乱している中、チラッと遊真を見ると驚いているようだ。遊真が驚くということは彼が言っていることは嘘じゃないと推測できる。これが冗談とかだったら「つまんないウソつくね」っていうもん。お決まりのセリフがでないということは、・・・そういうことだ。
「・・・失礼ですが、ボーダーに関しては貴方に権限はないはずですが」
「えぇ、ですから取引をしました」
「取引？・・・まさか」
「はい♪近界に関する情報と資金援助をするかわりにお二人をこちらにいただくというやつです」
と軽く言うがとんでもないことだぞ。
「(いやいや、いくら情報と資金のためとは言え上層部の人がこんな取引とかに応じるわけない。この人一体何したんだ・・・)」
すると黙っていた遊真が「それは無理だ」と断言した。
「ほう？」
「俺は目的があってボーダーにいる。いくらアンタが何をしようと俺はボーダー隊員だよ」
「(か・・・・)」
かっこいい。え、イケメンだ。すげぇ、遊真。
だが、その断言でさえこの男はひっくり返すこととなった。
「仕方ないですねぇ」
「(え、あっさりしてる)」
んじゃ、私も・・・。と続けたがったが次の言葉で黙ってしまった。
「他の隊員に致しましょう。三雲修くんとか雨取千佳さん、・・・迅悠一くんとかね」
「「・・・っ！？」」
「祓魔師とはとても大変で危険なお仕事でしてね。普通の人間じゃすぐにあの世に行ってしまう」
と、理事長は祓魔師とは何かを説明した。
簡単に言えば、「悪魔を払うことを専門にした人たち」のこと。そして死と隣合わせな世界だということ。話を聞いていると危険だということはわかった。
そんな危険な世界になぜ自分たちが？それよりも・・・。
「(ダメだ。三雲くんたちを巻き込むのは絶対に・・・)」
その考えは遊真も同じだろう。
「(こいつ・・・・)」
ニヤニヤと「どうします？できればあなた方の方がよろしいんですがね」という。
「あぁそれと」
「私ならあなたの体をもとに戻せますよ」
「え！？」
なんでこの人が遊真の体のこと。いや、ってか戻せるって！
バッと遊真を見るとまたも驚いた表情をする。・・・・嘘じゃない？
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tOuka(プロフ) - 青い夕日さん» ほんとそれですよね。遠征とかガンガンに行ってきて欲しい。音駒支部と合同とかで (2020年5月18日 12時) (
レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 烏野支部いいですね。実在してほしい。絶対、精鋭が集まる。 (2020年5月9日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます！！頑張ってネタ考えてます！ww (2020年4月30日 12時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - とても楽しみにしてます！！！頑張ってください!!! (2020年4月29日 17時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2020年4月28日 21時
