No.２２ ページ24
「テメェこのブス女！俺様の言葉を遮るんじゃねぇ！」
「いーから、はよやれ」
とヒロトの背中を押す。なんだかギャーギャー騒いでいるけど気にしない。
「杏奈ちゃん、悪いけど豪炎寺のことお願い」
「わかりました」
そして私はヒロトのアップを見守る。(これって必要あるのかな・・・？)
「(それにしても、さっき鬼道と豪炎寺が言っていたことが気になる)」
“この試合、なにかおかしい”“目に見えない何かがうごめいている”
なにか可笑しいって、目に見えない何かって・・・・、なんだよ！というか可笑しいのはこっちでも見てもわかる。おかしいのはわかるけど、何がって・・・。あぁ、もうなんで。
「・・・・・・・」
「Aさん」
「・・・・・・・」
「Aさん！」
「え！あ、どうしたのタツヤ？」
「大丈夫ですか？」
「もちろん！大丈夫大丈夫」
あはははーっと笑ってごまかす。タツヤは「そうですか」と言ってヒロトのもとへ向かい二人で何か話している。とその時「シャーーーー！！」と大きな声が響く。え、何事？
声のした方を見れば剛人くんがめっちゃ体動かしている。
「あれ？」
「まさか自分がでるわけじゃ」
「そのまさかだな」
一緒にその様子を見ていた明日人くん、万作くん、いっくんが言う。そこには氷浦くんと岩戸くんもいる。
「すっごいやる気だ」
「・・・・・えっと」
これは言ったほうがいいのだろうか・・・・。と悩んでいる時。
「選手交代です」
監督がそう言うと、今まで離れて体を動かしていた剛人くんが物凄いスピードでこっちに来る。まるで自分が出るんだろ？とでも言うような。
「豪炎寺くんに変わって、・・・・・・ヒロトくん、出番です」
その瞬間、剛人くんの後ろに雷が落ちたのは気のせいだと思うことにしよう。
「な、なななな、なーにー・・・・」
明日人くん、氷浦くん、万作くんが剛人くんから目をそらしていた。それが正解だ。
「最初っからいれときゃいーんだよ。世界がひれ伏すこのゴットストライカー様をよ」
「気合いれてけよー！俺はここで温存されとくぜ」
剛人くんはいつの間にかベンチに座っている。
「すごいポジティブ思考」
いろんな意味で強いな。
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マナ - tOukaさん» 作者さんイナズマイレブンはご存知でしょうか？？ (2021年6月4日 21時) (
レス) id: 080dd1eb98 (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - はろーtOukaさん！猫宮です！画面の前でニコニコ(ニヤニヤ)してる猫宮です。弟に監督みたいって言われた。0.000001%も似てないのに。 (2019年10月14日 15時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - 瑠月さん» ありがとうございます！ヒロトの絡み自分で書いてても楽しいので書きながら私も楽しんでいます！続き頑張ります！！ (2018年11月10日 23時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
瑠月 - いつも楽しく拝見させて頂いています。色々な選手との絡みがあって、とても楽しいです。個人的にはヒロトとの会話が好きです！続き楽しみにしています！ (2018年11月10日 22時) (レス) id: ce16cbc207 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年9月4日 13時
