俺らの妹は大罪人 【おそ松さん×七つの大罪】

バン ページ34

inバステ監獄



騎士「き…貴様…どうやって脱獄した！？」


？「どうやって…………よっ」


ズブズブ


奴は鉄杭を体から抜き始めた



？「見りゃ＿＿＿＿わかんだろ

蹴破ってんだよ」



騎士「な…なぜこのタイミングで！？」


騎士「〈七つの大罪〉強欲の罪の…バン！！」


バン「なぜって……そりゃあお前らがさ〜〜〜

激おもしろそうな話をしてたろーが〜」


騎士「な…何だと！？」


バン「生きてたんだって〜〜〜？ おっ


〈七つの大罪〉の団ちょ」


そういいながら、鉄抗を体から抜いていく


騎士「や…やばい！！

〈不気味な牙〉にただちに報告を！！」


？「なんの騒ぎだ？」


騎士「おお！！」


騎士「ジェリコ様！！！」


騎士「非常事態です！！

バンが脱獄しました！！」



ジェリコ「〈七つの大罪〉のバン……か



どうやって牢を出たかは知らないがとっとと戻れ」



バン「おーい、ガキ〜〜



英雄に対しての口のきき方がなってないんじゃね〜〜の？」



ジェリコ「聖騎士見習いの俺をガキよばわりか……


瀕死の大罪人が口だけは達者なものだ









ゴルギウス様達にお伝えしろ！



脱走し抵抗を図った囚人をやむなくジェリコが


葬った…とな」



騎士「「は……！！」」



ｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯｽﾊﾟｯ


ジェリコは騎士が行ったのを確認すると

剣でバンを切りつけてきた


バン「ぐっ…ぐあぁぁぁぁぉ〜っ！


ああ…あ…






あ〜〜〜〜あ♪


切りすぎちまったかな〜〜？」


そこにいたバンは無傷で長かった髪が切られている


状態だった



ジェリコ「…！？」


バン「まぁ、サッパリしたし良しとするか〜〜


お前、才能あるぜ〜〜？


”散髪“の♪」



バン「バ…バカな！！


その手足の傷で俺の剣をかわしただと！？」



バン「傷？


どの傷だ？


んーー？」


ジェリコ「……………！！



バカな…さっきまで四肢を鋼の鉄杭で打ちつけられていたはず！！」



バン「よく覚えておけよ、ガキ〜〜



傷ってのはよ〜〜、こーゆーやつのこと



な？」



そういって首元を指差した



バン「やっぱり、“あいつ”につけられた傷だけは


特別製……………だな」

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