薄紫色のリストバンド【牛島 若利】

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貴方『あ！おーい！かおりー！』


雀田「あれ？A、どうかした？？」


貴方『あのさ、試合のことで話したいことがあって

木兎さんいる？？』


白福「話なら多分木兎より赤葦の方がいいよー？」


かおりの後ろから出てきた雪絵が言う


そしてどっかに走っていった←←



貴方『えっと.....赤葦？』


雀田「副主将だよ、２年だけど」


貴方『あぁ、さっき言ってた子ね』


２年が副主将ねぇ

それほどバレーの才能があるのかな


白福「お待たせ〜」


貴方『え？』


白福「赤葦連れてきたよ〜」



わおΣ(･ω･ﾉ)ﾉ

さっき走っていったのは呼んでくるためだったんだ



雀田「じゃ、ごゆっくりー！」


白福「楽しんで〜」


２人はニヤニヤしながら選手の方へ行った


貴方『はぁ、そんな期待するようなことはないんだけどね』


ただ試合のことで話したかったんだけど



赤葦「あの.......？」


貴方『あ、ごめん

私、白鳥沢３年の白崎A...えっと赤葦だよね』



赤葦「はい、梟谷２年の赤葦京治です」



貴方『突然呼んでごめんね？かおりと雪絵に

試合のことで主将と話したいって言ったら
赤葦の方がいいよって言われて』


赤葦「そうだったんですか」


こういうタイプね


木兎があんなだから同じ感じだと思ったけど、なるほど…

こっちが支えるようなタイプか



貴方『今日の練習試合に私が出ることの了承を貰おうと思ってね』



赤葦「.......え？」



貴方『まぁ、初っ端はさすがにあれだから、セット終わり際の少しだけでいいんだけど

うちのが出したいってうるさくてね』



赤葦「えっと、白崎先輩はいいんですか？」



貴方『皆が言ってるなら最後くらいね

あとAでいーよ』



赤葦「最後？」



あ、やべ口が滑った

誰にも言ってないんじゃん



貴方『いやぁ、もうインターハイじゃん？

それに夏休みとか重なって一緒に試合にできるなんてないじゃん？』


赤葦「あぁ、そういうことですか


まぁ多分大丈夫だと思いますよ





あ、すみません木兎先輩が叫んでるので.......」
　

そういえばさっきから＜あかーし！あかーしどこ！？＞
って叫んでるし



貴方『うん、ありがとね〜』



梟谷の方に戻る赤葦に手振って私も白鳥沢に戻る



赤葦「.......不思議な人だな」

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8

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西 - この方角に福があるはずです

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