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思いが8つ ページ9

No side



月永「りっつ〜!何してるんだ?」



そう笑顔で聞く彼、月永レオ



しかし、笑顔だが圧がかかっている



その質問に



凛月「ん〜じゃれてるんだよ王様」



そう言いながらAの髪を



指先で遊ぶ。



月永「うんうん!仲がいいのは
いいと事だと思うぞ!」



だけど


月永「仲良すぎるのは
見過ごせないけど!」



凛月「王様ってば欲張り」



月永「わはは!なんとでも言え!」



なんて会話が二人の間でされる



凛月「…王様もいい性格してるよね〜」



月永「何がだ?」



凛月「本当は気づいてるくせに」



はーヤダヤダと笑いながら凛月は言う



月永「だって簡単にバラしちゃ
面白くないだろ?」



凛月「Aが可哀想だね〜」



月永「そのうち俺から言うよ!」



だから



月永「Aは返せよ〜」



さっきの笑顔はどこかに消えて



少しだけ面倒くさそうにそう言うと



凛月「分かってるよ」



はい



そう言いAを抱き締めていた



手をAから離すと



貴「何話してたの?」



何も声が聞こえなかったAに



質問されるが



凛月「教えなーい」



そうAはキッパリと



断られてしまった



そして、凛月はたったかと思うと



凛月「じゃぁね〜」



手を振りながら何処かに去って行った



貴「レオくん?」



月永「Aはもっと
危機感を持って行動しろ!!」



そうA軽く説教されたのだった。

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作者名:ちょこましゅまろ x他1人 | 作成日時:2019年12月28日 20時

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