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ci「うワーッ！？なんやこのでっかいの！！」
shp「ええやろキャットタワーやぞ」
『高級ベッドとおもちゃも買っちゃいました！』
ショッピ先輩と二人で出し合って買った数々のピコちゃん関連のモノで埋まった師団室。その状態に白目剥いて驚くチーノ先輩にドヤっとする私たち。
ふりふりと玩具を振って戯れる私とピコをカメラ片手に眺めていたショッピ先輩は、あれそれとピコ用のベッドや玩具を持ち上げチーノ先輩に見せびらかした。
ci「買いすぎやろお前ら」
shp「ええやん、コイツも楽しそうやし。なあピコ。大きく育てよ」
こうして、私達二人の愛情をめいいっぱい注がれたピコは、すくすくと、すくすくと、すくすくと────……
.
.
.
育ちすぎた。
「デ…デカ──────ｯｯｯ！！！」
あれから二週間がたった。二週間しか、経って……ない。
shp「アカンてピコ！自分のサイズを考えろ！！もうモフモフは無理やって！！！」
『あ、あわわわわ』
現在のピコのサイズは、全長およそ二メートル以上。ヒグマより大きくなったピコはもちろん可愛い。なんならこの世に存在するピコの可愛い面積体積が沢山増えて嬉しいが、そのサイズは全然可愛くない。
shp「うわむりむり破ける破け……あびゃー！！」
『ピコピコ！ちょっとまって今の体重を考え…あわー！？』
ショッピ先輩の服を破り散らかし、私にのしかかって戯れるピコに、胸が潰され思わず、ぐぅ…と唸る。これが…愛の重さ。絶対違うけど。
zm「念子ってこんなデッカくなるもんやったっけ…」
ci「いや知らん…怖……」
tn「いやそれよかAから早うどかさんと」
そんな声がピコの顔の後ろから聞こえると同時に、キィと古い扉が開く音が聞こえ、誰かが師団に入ってくる気配を感じた。
sha「どもども！オツカレ〜」
zm「あっ、シャオロン…」
『…わきゃっ！？』
シャオロンの声を聞くと、私の上にのしかかっていたピコが勢いよく飛び上がって駆け出した。
sha「えっ？なにこの塊……って、ああああ？！」
zm「シャ、シャオローン！？！」
ut「アカン、シャオロンが食われる──！！」
飛び出していったピコは、そのままシャオロンに飛びつきベロベロベロと舐めまわしゴロゴロと喉を鳴らした。ピコ自身は遊んでるつもりだろうが、傍から見れば捕食光景。
ut「ピコちゃんダメ！その子可食部無いから全然美味しないで！？ショッピくん、Aちゃん、なんとかして──ｯｯ！！！！」
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ねむ - 連載時期からずっと読んでいました。今でもこの作品が1番大好きなのでいつか更新されたらいいな〜と思い読み返しています。続編いつまでもお待ちしています。 (2023年2月14日 5時) (
レス) id: 684d7a9448 (このIDを非表示/違反報告)
ゆななぁ - この作品とっても好きです！続編楽しみにしています！！！ (2022年8月7日 21時) (レス) id: e0b9b0f844 (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - 海の幸さん» 随分と期間が空いたお返事になって申し訳ありません。またゆっくりと更新を再開していくつもりですので、お時間がある時にでもゆっくりとまた読んでやってください。コメントありがとうございました！ (2022年7月16日 9時) (レス) @page50 id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
海の幸(プロフ) - 初コメ失礼します。自分は語彙力が無いので上手く言葉に出来ませんが、この作品が本当に大好きだという事が伝われば幸いです。通知が来る度に、はしゃぎながら読んでいました。この作品を見つける事が出来てとても嬉しいです。お体ご自愛下さい。続編楽しみにしてます。 (2021年8月3日 16時) (レス) id: 773012e340 (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - ルルーシュさん» 1番！？凄く嬉しいです…ありがとうございます！のろのろと本当におまたせしていただく形になってしまう更新ですが、これからも頑張っていこうと思います！改めてありがとうございました！ (2021年8月3日 16時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛇狐
| 作成日時：2021年3月11日 18時
