68 sha ページ33
俺の名前はトイフェル・シャオロン。
今最も注目を集めている悪魔学校の1年生(※個人の感想です)
近い将来、生徒会に入ってバリバリ活躍する(予定の)男だぜ。
そしてそんな俺に与えられた悪魔の位階は──
「2」─ベト─!!
sha「いや〜知ってましたとも！俺が!!選ばれし存在であることは!!」
ut「ホンマ調子乗っとるなアイツ……」
ボソリと聞こえた棘のある言葉。今までならブチ切れて大先生の胸ぐらを掴んでいたかもしれないが、なんせ俺は“ベト”。
力ある悪魔にとってみれば、そんな妬みもなんのその。な〜〜んのダメージもあらへん。
それよか大先生……
sha「なんか言いましたか？ダイセンセの位階はなんだったかな〜〜〜？」
そんな俺の言葉に、大先生は気まずそうに顔を逸らして首元のバッジをさっと隠した。
レイラー・ウツ。「1」─アレフ─
sha「ハイ雑魚〜〜〜虫ケラ〜」
ut「キ〜〜!!」
tn「まぁまぁ、気にすんな大先生。1年生は普通みんな「1」─アレフ─やから…」
シュヴァイン・トントン。「2」─ベト─
ut「お前もさりげなく煽っとるやろ!!」
トンお前のおかげやで〜と愛豚を持ち上げて花を飛ばすトントンにポカポカと殴る大先生を横目に、俺はお手玉のように爆弾を投げて遊んでいるゾムに目を向けた。
sha「そういや俺気絶しとって聞いとらんかったけど、ゾム！お前は位階何やったんだ？」
zm「え？オレ？「1」─アレフ─!!」
sha「えッ！？」
まさかの衝撃的な事実に俺とトントンはゾム詰め寄る。大先生は知らん。端で泣いてた。
sha「嘘やろお前あんだけ魔術使いこなせんのに…」
tn「こいつレースもAと同率で2位やったのになぁ、使い魔召喚でヘマでもしたんか？」
zm「……………え？使い魔…召喚…??」
!!?
汗を垂らし困惑気味に聞き返すゾムに俺とトントンは思わず目をひん剥いた。嘘だろコイツ。
tn「まさかお前…使い魔召喚サボったんか!?そんな奴おりゅ!?」
zm「なにソレ…知らん……遊んどったわ…」
なんでコイツ問題児クラスじゃないんやろ
そんな事を思い顔を引き攣らせていると、ガラガラとドアが開き、Aが教室へと入ってきた。
聞くところによると、俺が気絶しとった間にまたAが何かやらかしたらしい。
また何か起きたら大変だ、ということでAは一人、沢山の先生方に見守られながらバッジを受け取る事になり、丁度ソレが終わったようだ。
なんか顔青いけど大丈夫か？
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天谷(プロフ) - 甲殻類様のイラストめったゃ好きです小説も面白いです頑張ってください (2021年4月27日 22時) (携帯から) (
レス) id: 598bb1266d (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - 涼さん» お、お恥ずかしい……！ご指摘ありがとうございます！下手に馬鹿を晒さずに済みました…笑 ありがとうございます！別の方がもう少し落ち着いたらこちらとバランスよく更新していく予定ですので、もう暫し待っていただければ幸いです。 (2020年8月12日 0時) (レス) id: a06b5d42fa (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - 続編もすごく楽しみながら読ませて頂いてます…！72話の部分で『ちんとんかん』と書かれていますが、正しくは『頓珍漢(とんちんかん)』だと思います！細かいところをいちいち、すみせん…！無理のないように、自分のペースで更新頑張ってください！楽しみにしています！ (2020年8月11日 21時) (レス) id: 5cac8d186e (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - ゆきなさん» 魔ｄ！原作がまだバトラパーティーなので何とも言えませんが...是非イルミちゃんと夢主ちゃんとで一緒に躍らせたいですね..！有難うございます、ちょっと性癖詰めましたｗ (2020年8月9日 19時) (レス) id: ba8f57988d (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 推しが尊い…ｱｸﾄﾞﾙの時どうなるかな？zmさんが横抱きにして血を吸う？所がなんかﾆﾔﾆﾔしました！ (2020年8月9日 4時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛇狐
| 作成日時：2020年6月9日 21時
