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40.6cm ページ27

｢じゃあ、どっちのチームが先にやる？｣









｢僕らのチームが先にやります！｣









みんなが戸惑う中、1人ニコニコと声を上げたのはスンヨニヒョンだった。









そういうとこ、ほんと尊敬しますよ...









なんて、スンヨニヒョンを横目で見ながら考えた。









｢よし、やってみよう｣









“ はい “









“ ファイティ〜ン！！ “









“ ファイティン！ファイティン！ “









雰囲気を盛り上げるために、みんなで声を上げながら立ち位置にセットする。









｢いや、ファイティン！とかそう言っといて出来なかったら分かってるわよね？｣









“ はい...！ “









こっわ。









今どきのいじめっ子が使いそうな言葉だよ。









混乱で集中出来なかったキム ウギ練習生(00年生)









_______________








今のところ完成させたところまで、とりあえず踊り終えた。









結構念入りに一つ一つの動作や動線を合わせてきたおかげか、スムーズに終えることが出来たと思う。









［果たして、ペユンジョントレーナーの評価は？］









｢今全体的に｣









緊張からか、誰かの息を呑む音が聞こえた。









｢上手なんだけど？｣









みんなでホッと息を撫で下ろす。









よかった。









“ ありがとうございます！！“









“ 正直、LOVE SHOTチームが本当のアベンジャーズだと思います “









【本人が考える、アベンジャーズとは？】









“ 僕は、LOVE SHOT “









“ EXO先輩のLOVE SHOT “









“ LOVE SHOT？“









【ドンピョくんは、どんなチームを作る考えですか？】









【僕も、アベンジャーズを...】









“ 正直...、クム ドンヒョン練習生が選んだチームがもっとアベンジャーズだと思います “









“ ドンヒョンが選んだチームは、もっと実力面では優勢だから... “









“ クムドンイが選んだチームだから...、クムべンジャーズ？(笑) “









｢アベンジャーズチームって言われる子達を今見てきたの｣









｢あの子達がアベンジャーズじゃなくて、あなた達がアベンジャーズ出来ると思うわ｣









“ ありがとうございます！！“









そんなすごいチームの一員でいられることが、すごく誇りだった。

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