頼むから嫉妬して。 2【ハイキュー】

嫌 ページ5

『侑、、、？ねぇ、どうしたの？』









侑「、、、来い」






『え！？』







侑に腕を引かれる




待ってどこ行くの！？











掴まれた腕が痛い








『い、痛いよ、、侑』






侑「、、、、」





『痛いって、、！！』








力は弱まるどころかどんどん強くなる










侑「、、、、、なぁ」






『、、なに？』






人気のない廊下で侑は止まった







侑「今日、マネと出かけるんやったな？」




『へ、、？う、うん』





これは、、、まさか







侑「ほな、なんでお前以外のマネはお前が行った後も部屋におるんや」






『、、、、、』






バレてしまった






白福ちゃんたち、午後に出かけたんだ、、、









『え、、、、あ、ちょっと買い出しに午前中行こうと思って、、アハハ』






侑「あ゛？」








『ひっ、、、』







目の前の侑が怖い








侑「、、、お前」





壁に手をつかれる




壁ドン状態だけど、今は恐怖でしかない












侑「北さんと、何しとったん？」






『な、なんでそれを！！』













あ。







侑「、、図星か？」







どうしよう、、、




どうしたら、、、！










侑「ほんま、、、、嫌やわ」










急に全身が冷たくなった



口が、体が動かなくなった













侑「堂々浮気されるん」








違う、、、、





浮気じゃない










私は今もずっと、、、











そう言いたいのに、口が動かない








『、、、っ』








私は、恐れているんだ。








大好きなのに、愛しているのに










その気持ちが届かないことを。











目から涙がこぼれ落ちた






『、、、嫌わないで、、、』







私は、貴方に嫌われた？





貴方は、私から興味をなくした？










『ずっと、、、ずっと侑のこと、、、好きだよ、、』








お願いだから、、、嫌わないで








自分勝手な私を許して。

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