乙女ゲーの悪役令嬢に転生しましたが、魔法を覚えて無双したいです(無理)

秀才魔法使いの男の子が1人 ページ12

「で、どういう用でしょう、アカネ先輩」



人けのない場所まで来てどういう話なんだ？



茜「まあ、ちょっと聞いてね」



合宿で会ったきり特に接点はなかった気がするんだが..



茜「とりあえず、キース先生、出て来てください」



キース「ああ来てくれたか、よいしょっと」



茂みからスッとキース先生が出てくる、なにしてんだこの人



「で、キース先生と茜先輩、どう言ったご用で？」



茜「単刀直入に言うね、世界を救う手助けをして欲しい」



「は？」



世界を救う？小説じゃあるまいし何言ってるんだ？



茜「とりあえず、私は炎陽の王女、と見せかけての王女の侍女



本名は、暁 鈴音、まあ茜と呼んで、でそっちの似非教師が＿」



キース「似非ってこれでも教員免許は取っているんだが？



猫かぶり侍女に言われる筋合いなんてねーぞ、ああ一応キースは偽名な



本名は霧崎 蒼、今までと通りキース先生な、まあ偽名とかどうでもいいが、世界を救う為



協力して貰う」



「４月馬鹿なら季節外れにも程がありますよ、約４ヶ月前です」



茜「私は、はい、と、うん、しか求めてないの、ちゃっちゃっと協力しろ」



「はぁ....？」



キース「じゃとりあえずわかってることは、来年２月に世界が崩壊する何かがあり



それを食い止めた結果何らかの出来事が起こり、３月に世界は崩壊する」



「設定雑過ぎでは？」



なに一つわからない、つか世界二回崩壊すんのか？



キース「設定って言うなよ、うちの王女様の天命がそう言ってるし、崩壊の中心は



エドワルトの魔法学院、と二人の女生徒、アリア・クロスフォードとリフィル・アリアル



崩壊するしない関係無しに、友達がやべーことになるかも知れないというのを



放置するのか？リフィルの方はまだしもアリアの方は友達だろ？」



「...」



本当に言ってんのかこいつら....



茜「はぁ、協力しないんだったらこっちにも考えがあるわ



私、魔法が使えない代わり、心が読めるの、今あんた本当に言ってんのかこいつらとか



思ったでしょ、あんたが協力しないならあんたの思ったこと全部暴露＿」



「やればいいんだろ？つか、脅 迫かよ」



灯牙「聞いていれば、中々面白い話をするじゃないか、我も協力してやろう」



「勝手に乗っかるなよ...はぁ」



こうして、俺と灯牙とキース先生と茜先輩で


世界を救う、暗躍を始めることとなった

炎の使い手が4人→←魔法を151つ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す