３話【アニ登場】 ページ9
エレンは握りこぶしを強く握りしめ
その少女に声をかける。
「なあ、お前の名前はなんだ？」と。
彼女は薄くて青い瞳をこちらに向けて
口だけでキョトンとしている。
しかし目の奥には
鋭い刃物ようにキラリと光っている。
そんな謎めいた彼女だが
次の瞬間
頬を赤らめて、もじもじし始めた。
多分人付き合いが苦手なんだな。
俺もアルミンしか友達がいないから
人のことは言えねえか……。
エレンはそう自分で理解しているため
自分から自己紹介することに決めた。
そうすれば彼女も紹介してくれるだろう
と思ったからだ。
「俺、エレンっていうんだ。お前のことはなんて呼べばいいんだ？」
エレンは少しだけ偉そうにそう言うと
少女は一言だけぼそりと呟く。
その声は小さくか細かったけれど
エレンにははっきり聞こえた。
「……アニ……」
「アニ……か、いい名前だね。改めてよろしく」
アニと名乗る少女はコクリとうなずき
青い瞳でエレンの方を見てきた。
アニはその場で立ち上がり
辺りをキョロキョロしていた。
エレンも真似するかのように
キョロキョロと辺りを見渡すと
周りにあった大きな壁がなくなっていたのだ。
どこにも壁は存在しておらず
2、3度見ても
その事実は変わらない。
どうなっているんだ！？
エレンは思わずその場で尻餅をついた。
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ネフェルティティ(プロフ) - セラピスさん» いえいえ、そう思って頂けてうれしいです！ (2018年3月2日 21時) (
レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
セラピス - ネフェルティティさん» アドバイス、ありがとうございます。参考になりました。訂正しながら更新していこうと思います。イベントに参加できて嬉しく思います。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: 2638ff5c4c (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - イベント参加、有り難う御座いました！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - こんにちは、見させて頂きました！ ストーリーはとても面白く、伏線を入れられるのも流石です！ しかし……誤字が多いのが残念です。保存する前に今一度、確認するのをお勧めします。後、意味の重複が多いですかね。 それを全て纏めて、9という評価とさせて頂きました (2018年3月2日 20時) (レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
セラピス（I.D.違うけど本人です） - おバカな傀夢さん» ありがとうございます！ 更新頑張りますね。 (2018年3月1日 9時) (レス) id: d8c9a15402 (このIDを非表示/違反報告)
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