１７話【解除】 ページ29
「エレン、君も気になるんだ。いいよ、教えてあげる」
エレンはふと顔を起こして
アニの方を見ると
立体機動装置をつけているのが見受けられた。
だがエレンがぼんやりと島が見えた時のアニは
つけていなかったはずなのに……。
エレンは少し疑問に思ったけれど
それもまた事実なのだと思っているため
さらっと促す。
それにしてもアニから聞くことができるとは
エレンにとって驚きだろう。
団長に聞けばいっか
とか思っていた自分がバカバカしい。
アニは亀裂の近くにある
茶色く変色している地面に腰を下ろした。
エレンもそれを真似するかのように
その場で尻をつく。
ひんやりとした冷気が
彼の身体をぶるりと震わせたが。
アニはエレンが見たという島について
唐突に語り始めた。
エレンの了解もないというのに
つらつらとこの世界のことについて
話してくれた。
けれど彼の頭には
全く内容が入ってこないため
ポカンと口を開けながら
つまらない話を聞いている。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ネフェルティティ(プロフ) - セラピスさん» いえいえ、そう思って頂けてうれしいです！ (2018年3月2日 21時) (
レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
セラピス - ネフェルティティさん» アドバイス、ありがとうございます。参考になりました。訂正しながら更新していこうと思います。イベントに参加できて嬉しく思います。 (2018年3月2日 21時) (レス) id: 2638ff5c4c (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - イベント参加、有り難う御座いました！ (2018年3月2日 20時) (レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
ネフェルティティ(プロフ) - こんにちは、見させて頂きました！ ストーリーはとても面白く、伏線を入れられるのも流石です！ しかし……誤字が多いのが残念です。保存する前に今一度、確認するのをお勧めします。後、意味の重複が多いですかね。 それを全て纏めて、9という評価とさせて頂きました (2018年3月2日 20時) (レス) id: c0238edf6e (このIDを非表示/違反報告)
セラピス（I.D.違うけど本人です） - おバカな傀夢さん» ありがとうございます！ 更新頑張りますね。 (2018年3月1日 9時) (レス) id: d8c9a15402 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
