検索窓
今日:5 hit、昨日:4 hit、合計:27,347 hit

01 ページ2

歳三と遊んだ日の夜


自室で、いつものように寝転がる




「……ハァァ…」




天井に手を伸ばした




「…この頃、変な奴多いな」


総司とか、歳三とか。




「目、おかしんじゃねーのあいつら」



とか言いつつ、内心とっても嬉しいのだ




「…いつまでも、踏みとどまってちゃダメだな」



大切な人を作ることの恐怖に、打ち勝たないと



「…前に、進まないと」




あいつらにも、悪いしな




伸ばしたままの手で、何かをつかんだ。












それから2日ほど日が経った




「…今夜…ですね」

「あぁ」



緊張している様子の千鶴。
そんな彼女を見て、元気つけねばと思った俺



「大丈夫だっての、そんな心配すんな。俺と新八がついてるからよ」


「そうだぜ千鶴ちゃん!俺たちに任せておけ!!」




強張った表情が、二人のあっけらかんとした様子のおかげで、ふにゃっと笑顔になる




「…っはい!」






伊東甲子太郎暗殺の日



とんでもないことが起こった



誰も予想しないことが…






____________





今夜は、みんなは島原にいって宴会らしい

でも私はお留守番。行きたかったのに…



夕方前、道場で稽古を済ませた私は、自室に帰ってきて居眠りをしてしまった。



そして、よくあるこのパターン



ちょっと寝ようと思ってたら、めっちゃ寝ちゃった(てへぺろ)←



みたいなね。






もう夜だよ。完全に夜だよ


夕方前くらいに寝たのに夜だぜ


真夜中だぜ




「……はぁ」



蝋燭に火を灯す。
ポゥ…と怪しく揺れる光を見つめながらため息をついた



寝すぎて完全に目が覚めてしまった
今日はもう、寝れそうにない
明日が心配だ



だけど、このまま布団に入っててもなぁ…



「さむ」


布団を剥がして体を起こすと、冬なもんで当然寒い。

でも、頭が冴えるみたいで心地よかった



「…外、散歩しようかな」





短い時間だったが部屋を灯した蝋燭に息を吹きかけ、立ち上がると上着を羽織り、襖に手をかけた

02→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (27 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
86人がお気に入り
設定タグ:薄桜鬼 , 逆ハー , ドラごん
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ドラごん(プロフ) - にわかさん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年7月12日 21時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
にわか - 更新頑張って下さい応援してます! (2016年7月12日 21時) (レス) id: 273458644d (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 睦月 雪さん» そう言っていただけて、とても嬉しいです!最近本当に忙しく疲れてしまって全く更新ができていませんでした…。一気に更新が来ると思うのでもう少々お待ちを!本当にコメント嬉しかったです。ありがとうございました (2016年5月25日 0時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
睦月 雪(プロフ) - すごく好みの作品です!読んでいて飽きないし楽しいです。更新がんばってください!楽しみにしてます! (2016年5月24日 23時) (レス) id: 3701746fb2 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 燐タロさん» ありがとうございます!!頑張りますねっ!! (2016年2月16日 22時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ドラごん | 作成日時:2016年1月16日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。