私の気持ちを踏み躪らないで【nqrse 】

踏み躙る:7 ページ9

だっだっだ

走る音が、だんだん大きくなる

そりゃそうだ

普段外に出ていないんだから

運動なんてもってのほかだ

なんでよ…

おかしいじゃん。

だって、

この時間普通いないよね！？

え！？

6時って私がいっつも料理してる時間だよ！？

よし、聞こう

『ねえ！なるせ！』

な「…何？」

いつも通りの反応だ…

でも私はしっているんだぞ

いつもTwitte○で

おはヨーグルトとか

もくもくもくようびとか

おはヨークシャテリア(だっけ！？)

って言う

ダジャレ(？)と可愛い絵文字を打っていることを！

知ってるんだぞ！

どうやったらあんな絵文字打てんの！？

羨ましいわこのやろ！

じゃなくて

『な、なんで私を迎えに来たの？』

よし！言えた！

すっげえ震えてるけど…

『いつも、こんな時間に帰ってこないのになんで？』

裏返ったわ…

な「別、言う必要ある？」

あるわ

『あるよ！いっつも冷たく接しててさ！』

な「…」

『朝だけ、優しくって！なんで、朝だけなの！？』

よし、言えた…！

な「はっ？朝？俺(朝)11時まで、寝てるんだけど」

え…

『ええええええええ！？』


なんで


優しい彼(朝の貴方)は、偽物なの？

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