嫉妬心 ページ11
霊峰 side
霊峰は登校しながら考えていた。
あいつ、本当に許せない。
今日、もうグルッペンに近寄れないくらいにしてやる…
本当に生意気
ただの陰キャの癖に
グルッペンに近づこうなん、て…
学校の昇降口で霊峰は見てしまった。
Aと談笑しながら教室へ向かうオスマン、トントン、グルッペンを。
……は？
何でグルッペンと一緒に居るの？
トントンもオスマンも…
トントンは未だに副会長の私に対してあんな顔してくれない
それにオスマンだって、優しくしてくれるものの接し方には壁を感じる
何で…
何であいつ？
私より恵まれてるって自慢したいの？
…だから何よ
だったらあいつを不幸にすれば良いだけじゃない
○ ○ ○
A side
北「もう学校来ないでって言ってるの！！」
「私も朝見ちゃったけどさぁ、3人とも迷惑そうだったよ？」
「人様に迷惑かけてんじゃねぇよ！自分立ち位置くらい把握しとけよ、クズ！！」
水をかけられ、殴られ、蹴られる。
夏だから寒くは無いけど着替えはどうしようか考えてしまう。
北「お前、人の話もまともに聞けないの！？」
「喋れよ！謝れよ！！」
北「…もういいや。次、グルッペン達に近づいたら、また同じ事するから。」
そう言って北野達は教室に帰って行った。
私はまた校舎裏に1人取り残された。
あー……涼しい…
日差しは今日も強いけど木陰は少し涼しい。
空を見上げると夏特有の、白い雲が浮かんだの水色の空が広がっている。
水で濡れているから余計に涼しく感じて過ごしやすい。
キーンコーンカーンコーン
授業開始のチャイムが鳴った。
面倒臭いから教室には戻らなくていいや
どうせこの時間が終わったら下校だし。
？「おっ、Aちゃんもサボっとんのか」
『…あ、鬱先生』
私がもたれ掛かってた校舎の壁の窓から鬱先生が顔を出していた。
そこって空き教室の筈なんですけど…
ut「数学の授業面倒くさいからな〜折角やしちょっと喋らんか？」
『別に良いよ』
ut「ありがと…１つ聞きたいんやけど、Aちゃんって好きな人おる？」
『別に居ない、好きな人が居ても鬱先生には教えないけどね』
この人絶対言いふらすでしょ
ut「酷いわぁ、俺は口は堅い方やで！」
『嘘でしょ？だったら私に霊峰の情報なんて渡さない』
ut「それはAちゃんが特別やからやで？」
『みんなにそういう事言ってるんでしょ？』
ut「うわ、攻略難易度高すぎ…」
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レム - ひとついいですか？(真顔) 好きです。(真顔) (2019年9月30日 22時) (
レス) id: f44f95b2b9 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨 - ラノさん» コメントありがとうございます！更新頑張らせて頂きます！！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: b40b2c1d28 (このIDを非表示/違反報告)
白鯨 - チョコミントさんさん» コメントありがとうございます！ぜひ！お暇な時間に見てください！！ (2019年8月21日 9時) (レス) id: b40b2c1d28 (このIDを非表示/違反報告)
ラノ - ひゃぁぁ面白くってニヤニヤしぱなっしッスよ。これからが楽しみですね！更新頑張ってくださいね！ (2019年8月20日 0時) (レス) id: 04ecb37ac1 (このIDを非表示/違反報告)
チョコミントさん - おぉ…おおおお！！面白くなりそうだし、すでに面白くもある…！更新頑張って下さい！時々、見に来ます！ (2019年8月19日 11時) (レス) id: eeb9744d1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白鯨 | 作成日時：2019年8月16日 9時
