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ホグズミードから戻ってきたハリーとロン(どうやら何かしでかしたらしい)に、ハーマイオニーはバックビークのことを伝えた。
これを機に、ロンとハーマイオニーの喧嘩が解決したので、４人は次にバックビークの再審理に向けて準備をしていた。以前はハーマイオニーに任せっきりだったので、今度は４人で。
ハグリッドはすっかり元気をなくしていた。
シリウス・ブラックの2度目の侵入以降、生徒の安全管理が厳しくなったために、放課後にハグリッドに会いに行くのは不可能となった。よって彼と話せるのは、彼が受け持つ魔法生物飼育学の授業の時だけだった。
「みんなおれが悪いんだ」
ハグリッドは放心状態だった。4人は放心状態のハグリッドを励ますも、彼はハンカチに顔を埋めて小屋へと戻っていく。
「見ろよ、あの泣き虫！」
城の扉で声を上げたのはドラコだった。ドラコは、クラッブとゴイルと共に聞き耳を立てて、会話を聞いていたのだ。
「あんなに情けないものを見たことがあるかい」
ハグリッドをバカにするドラコをAが制止するよりも早く、ハリーとロンが飛び掛かるよりも早く、Aの横をハーマイオニーが抜けていった。
バシッ！
「えっ」
驚きのあまり、Aは一度怒りを忘れた。
えっ？今、ハーマイオニーが殴った？
「ハグリッドのことを情けないだなんて、よくもそんなことを。この汚らわしい──この悪党──」
「ハーマイオニー！」
再び手を上げるハーマイオニーを、ロンが抑える。ハーマイオニーが振り切って杖を取り出すと、ドラコたちは寮へと逃げていった。
「ハーマイオニー！」
ロンは驚きと感動で、もう一度ハーマイオニーの名前を呼んだ。
「わあ」
Aはびっくりして何も言えずにいた。
ハーマイオニーって、たくさん呪文を知っているのに、まず最初に手が出るんだ。
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雪だるま - おかえりなさい！ずっと待ってました！ (9月28日 1時) (
レス) @page49 id: 34bbee5856 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんた - とってもおもしろくて大好きです！いつか更新されることを待っています…！ (7月11日 18時) (レス) @page46 id: 0356e4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 続きが楽しみです！気長に更新待ってます！ (6月20日 8時) (レス) @page44 id: 0028381799 (このIDを非表示/違反報告)
しろごま(プロフ) - この作品大好きです〜！！とても読みやすいですし、話の流れがわかりやすいです！！更新楽しみに待ってます！ (2023年3月25日 8時) (レス) @page41 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - はわ…素敵な作品をありがとうございます😭💗 これからの更新楽しみにしています！！！ (2023年2月23日 22時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深海
| 作成日時：2021年4月20日 22時
