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土曜日、3年より上の生徒はみな、ホグズミードに足を運んでいた。
一方で、Aはハーマイオニーと共にハグリッドからの便りを待っていた。
ハグリッドは、先日バックビークの審問に出ていた。
ハーマイオニーは、膨大な課題の中、時間を見つけては役に立つ資料や事例を探し、審問の手伝いをしていたのだ。
「A！来たわ、ハグリッドからよ」
ハーマイオニーは手紙を開いた。羊皮紙は湿っぽく、ところどころインクが滲んでいる。
「"おれたちが負けた"…」
バックビークは処刑される。それが結果だった。
ハーマイオニーは、ぽたりと涙を溢した。Aはなんにも言えなくて、ただ彼女を抱き締めて、彼女の頭を撫でることしかできなかった。
バックビークの処刑を決定づけたのは、怪我を負ったドラコの父であるルシウス・マルフォイの意見に違いない。ルシウスは、息子がバックビークに全治３か月の怪我を
…もしも、私から彼に頼み込めば、彼は父親に何か訴えてくれるだろうか。
Aはそんなことを考えた。
それなりに、ドラコと仲が良い自覚があった。ドラコは話せばわかってくれるのだと、そう信じていた。だから、もしも審議がひっくり返りそうにないのなら、自分が話すべきなのだと、Aはそう思った。
随分と、ハーマイオニーに任せっきりになってしまった。ずっと、ハーマイオニーはハグリッドとバックビークのために戦っていたのだ。
だから、自分も何か役に立ちたいのだと。
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雪だるま - おかえりなさい！ずっと待ってました！ (9月28日 1時) (
レス) @page49 id: 34bbee5856 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんた - とってもおもしろくて大好きです！いつか更新されることを待っています…！ (7月11日 18時) (レス) @page46 id: 0356e4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 続きが楽しみです！気長に更新待ってます！ (6月20日 8時) (レス) @page44 id: 0028381799 (このIDを非表示/違反報告)
しろごま(プロフ) - この作品大好きです〜！！とても読みやすいですし、話の流れがわかりやすいです！！更新楽しみに待ってます！ (2023年3月25日 8時) (レス) @page41 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - はわ…素敵な作品をありがとうございます😭💗 これからの更新楽しみにしています！！！ (2023年2月23日 22時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深海
| 作成日時：2021年4月20日 22時
