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「じゃあ、ハリーによろしく」
翌朝まで、Aがハリーに会うことはなかった。彼はホグズミードから帰ってきてから、ずっと部屋に引きこもっていたようである。
Aは家族と過ごすために、休暇は家に帰ることにしていた。ハーマイオニーとロンは手を振ってAを見送った。
「A、もしかして1人？よかったら一緒のコンパートメントにどう？」
「ありがとう、誘ってくれてうれしいわネビル。でも…少し、1人になりたい気分なの。また誘ってくださる？」
「そっか、じゃあまたね。よいクリスマスを！」
「ええ、よいクリスマスを」
ネビルはAに手を振ると、ディーンとシェーマスのいるコンパートメントへと戻っていった。優しい友人である。
さて、Aがネビルの誘いを断ったのは、1人になって考えを整理するためだった。
シリウス・ブラックが親友のジェームズ・ポッターとリリー・ポッター、つまりハリーの両親を裏切り、2人は亡くなった。そして、ブラックはピーター・ペティグリューとマグル12人を殺害し、ペティグリューは僅かな肉片しか残らなかった。そして今、ブラックは脱獄し、生き残ったハリーの命を狙っているのではないか…。
──というのが、世間一般の認識である。
そして、Aが談話室で遭遇したブラックは、ペティグリューを探していた。ペティグリューは確かにグリフィンドール寮にいるのだという、確信を持ったように。
何らかの方法でペティグリューが生きていたのだとしたら、ブラックが彼を探す理由はいくつか考えられる。例えば、殺し損ねてしまった友人をしとめるため、とか。
「(…2人をよく知る人物の話を聞いてみないと。世論だけじゃ難しいわ)」
Aは頭を悩ませた。
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雪だるま - おかえりなさい！ずっと待ってました！ (9月28日 1時) (
レス) @page49 id: 34bbee5856 (このIDを非表示/違反報告)
ゆんた - とってもおもしろくて大好きです！いつか更新されることを待っています…！ (7月11日 18時) (レス) @page46 id: 0356e4ada2 (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 続きが楽しみです！気長に更新待ってます！ (6月20日 8時) (レス) @page44 id: 0028381799 (このIDを非表示/違反報告)
しろごま(プロフ) - この作品大好きです〜！！とても読みやすいですし、話の流れがわかりやすいです！！更新楽しみに待ってます！ (2023年3月25日 8時) (レス) @page41 id: 4dc97dea49 (このIDを非表示/違反報告)
ふゆな(プロフ) - はわ…素敵な作品をありがとうございます😭💗 これからの更新楽しみにしています！！！ (2023年2月23日 22時) (レス) id: 676d8245fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：深海
| 作成日時：2021年4月20日 22時
