【文スト】死神アリス【男主】 (ページ5)

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死神アリスとマフィアの首領ページ5

貴方side

黒蜥蜴を医務室に運んだ後、俺はまた、首領に呼び出された

あの人、本当、人使い荒すぎ！

俺っちも中也と任務に行きたかったよ！

まぁ、そんな事を考えてる間に首領の部屋の前です

ﾄﾝｯ､ﾄﾄﾄﾄﾝ､ﾄﾝ

貴方｢首領、有栖川です、入ります｣

然し、返事は返ってこない

｢＿＿って、＿＿ちゃ＿この＿＿｣

｢＿＿！＿＿き＿い｣

中から聞こえてした声に、思わずドアの前に立っていた黒服君を見る

貴方｢なぁ、俺っち、呼び出されてたよな？｣

黒服｢え、あ、はい。確かに首領は有栖川様をお呼びです｣

黒服君は、一瞬戸惑いはしたものの、俺の問にしっかりと答えてくれた

貴方｢はぁ、まぁ、何時もの事なんだけど＿＿ありがとう｣

しゃーない。こうなったら入って声を掛ける迄気付いてもらえない

部屋に入ってみると、まぁ、案の定幼女＿＿基、エリス嬢をふりっふりの美飾服を持って追いかけている首領が居た

貴方｢首領、有栖川です。＿＿いい加減、人を呼び出した時くらい我慢出来ないのですか？｣

そう声を掛けると、錆びたロボットの様にｷﾞｷﾞｷﾞ…とこちらを見る首領

エリス嬢は嬉しそうに駆け寄って来た

俺っちはロリコンじゃ無いけど、エリス嬢は可愛い

ｴﾘｽ｢A！今日はどうしたの？｣

首領｢や、やぁ、A君。いや何、新しい服が届いたら直ぐにでも着せてあげたいと思うのが親心だろう？｣

とりあえず、俺はエリス嬢の目線までしゃがんだ

貴方｢エリス嬢、こんにちは。今日は其処のロリk＿＿ｺﾞﾎﾝｯ。首領に呼ばれまして｣

ｴﾘｽ｢じゃあ、今日はお仕事なのね？｣

貴方｢ええ、すみません。また今度、遊びましょう？｣

俺っちがそう云うと、エリス嬢は約束だからね！と云って奥の部屋へ駆けて行った

うん、可愛い(確信)

首領｢私は無視かい？｣

貴方｢ああ、すみません、首領。ただのロリコンだと思ってました。それで、話とは何でしょう？｣

首領の言葉にはしれっと答えるのが一番だ

首領｢全く、首領である私にそんな口を叩けるのは君くらいだよ｣

首領は呆れた様に溜息を付く

貴方｢光栄です｣

だって、こんな口を叩いても許されているんだぜ？

俺っちの役職は幹部補佐だから、そんなに重要って訳でもないのに

まぁ、昔からこんな態度何だけどね

首領｢いや、褒めて居ないのだけどね｣

首領はそう一言云うと、纏う空気を一変させた

本当、普段からこの空気なら良いのに

でも、そしたら俺っちの息詰まっちゃうけどね