やんちゃ☆パラダイス

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ひぇー…


なんだか色々あったな…





考えすぎてすごく喉が乾いてきた…。


実は緊張してたのかもしれない、



水筒今日は忘れちゃったし、


飲み物買いに行こう…。




ガシッ




YH｢っ、どこ行くの！？｣


『えっ、どこって自販機に行ってくるよ？』





財布を持って教室から出ようとすると、


何故か凄く焦った顔のヨンフンに腕を掴まれた。







鶴房｢まじでお前の神経の図太さに尊敬するわ…。｣


『えっえっ？』


河野｢お前、ほんっま…

あのなーさっき言われたばっかやろ｣




何故か純喜から呆れられて、汐恩には褒められた。


…褒められたのかな？


っていうか、

皆それぞれ作戦立ててたのになんでこっち見てるの？





『な、なんかダメだった？ごめんね？』


與那｢ダメって訳じゃないけど…｣


川尻｢あー…

やっぱりちゃんと伝えないとわかんないよね…｣




えっ、なにが…？




何故か分からないけど、


みんなに呆れられてる気がしてか、



少しずつ目の前がぼやけて歪んでいく。






『えっ、』


YH｢一緒に行ってくるよ｣






スっといつの間にか離れていた手を


今度は手に繋ぎ直して


一緒に教室を出ていった。





YH｢だいじょぶ？｣


『う、うん大丈夫


あは、おかしいな…

なんか私が変なことしちゃったみたいなのに、』


YH｢仕方ないよー…


説明も無しに、

突然あんな雰囲気になったら誰でも混乱するよ。｣


『ありがとう…。私なにか変だった？』


YH｢変なことはないけど、

本当に他のクラスが今から何を仕掛けてくるか分からないから、

近くに誰か居ないと不安だったんだと思う…


皆Aを心配してのことだから

嫌いにならないで？｣


『あっ！そっか…

ごめんね、皆気をつけてくれてたのに…』


YH｢ううん、

いきなり変なことになっちゃったし、

混乱するのはよくわかるから…。


思う様に動けなくなるのは凄く辛いから…｣



涙が流れる前にヨンフンが教室から連れ出してくれて

よかった


これ以上皆の邪魔になりたくないし、



実際この前にA組の弱点だと言われて、



その通りだな。と思っていた。




後で謝りに行かなくちゃ



YH｢もー、泣かないでー！｣


『…あれ？』



自然とどんどん涙が溢れてくる。

止まりたいのに…



YH｢えっ、どうしよ…｣


ヨンフンが唸っている間も私は泣きやめず、



えいっ、て声が聞こえたと思ったら





視界が真っ暗になっていた。
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