146-今だけは ページ47
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まだまだ話したい事もあったけど、轟くんに挨拶をして私は自分の帰り道についた。
「ただいまー！」
「「Aさんッ！！」」
「お帰りなさい！」
ドアを開ければ、いつもと変わらず３人がお出迎えをしてくれた。…可愛い、今すぐにでも抱きしめたい。
「今、すっごい汗とか汚いから、先にお風呂入っても良いかな？」
「もちろんです！もう沸かしてあるので、直ぐに入れますよ！」
「…うん。ありがと〜！」
優しい彼女達に甘えて脱衣所に直行することにした。
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「上がりましたぁ……」
２０分程で上がって着替える。
肩にタオルを掛けたまま、リビングに入った。
既にご飯は用意されてて。……今日はカレーライスみたい。
空いたところに腰を下ろそうとすれば、炭治郎に捕まった。
「だめじゃないか…！！しっかり髪を乾かさないと風邪を引いてしまうぞ！」
されるがままにソファに座る。後ろから炭治郎が私の髪を解かしているのが分かった。
ドライヤーの熱風を当てられること数分。
「…炭治郎、ありがとう」
「どういたしまして！」
今度こそ空いてるところに座って、両手を合わせた。
隣にいた天元からスプーンを受け取る。
……あれ、天元が隣なんて珍しいな。いつも子供組か、女の子達とだったから。
たまたまかな…うん、きっとそう。
お腹が空いてたから、粒が際立つお米にスプーンを滑らせる。
そのままカレールーも一緒に掬って口に入れた。
……おいし、い。
いつもと変わらない、甘くて…でもちょっぴり痺れる辛さ。
「体育祭、頑張ったな！！！」
「＿＿＿ッ、！」
「あっ、おい煉獄！早ェよ！！ド派手にフライングすんじゃねぇ！！」
「「頑張ったね！！」」
「全員で合わせるっつうのはどこいったんだよ！！？」
「〜〜ッ、」
「…ま、もう我慢しなくていいぜ。誇れよ、３位だった自分を」
「…うっ……皆のお陰で表彰入れて嬉しかった…っ…でも、……悔しかったよぉ…ひっぐ……１位になってぇ、…宣誓ど、りにぃい……お母さ、とおとぉさんに……うぅ…」
優しく天元に頭を撫でられた。
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すずな - 響さん» コメントありがとうございます🥰夢主ちゃんめっちゃ可愛いですよね〜！！ (8月10日 11時) (
レス) id: 80d2653d1f (このIDを非表示/違反報告)
響 - めちゃくちゃ面白くて一気に読んじゃいました！！！チート夢主ちゃんかっこかわいくてすきです笑 次の更新気長にまってます✨ (8月9日 19時) (レス) @page36 id: 78bf574804 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すずな | 作成日時：2023年7月13日 1時
